クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

朝の地震

2007-01-16 05:37:33 | Weblog
今朝午前3時15分頃(正確には3時18分)東京地方で強めの地震があった。僕は丁度台所で一服していた。強めの横揺れを感じ、煙草を水に付けて消しながら、本箱の上で伏せているクーの様子を見た。落ち着いている顔だった。クーに近付き頭を撫ぜる。「ココ君の様子を見てくるから」と話し、ココの居る和室の扉を開けると、ココはタワーの天辺に座って、少し怯えた様子であった。ココを抱き上げ、地震の収まるのを待った。無論襖は開けたままだ。クーも本箱の上に今度は正座して、様子を見ている。
地震が収まった後、ココを抱いてクーの居る居間に入る。ココの顔をクーの顔に近づけると「ミャー」と優しい一言。「ココ君大丈夫だよ」と言ったのだ。
さて、我が家の避難体制はと言うと、恥ずかしいが、皆無に等しい。水や食料は用意してあっても、置いた場所に棚から物が崩れたら取れない。猫のケージは、クー用の物が廊下に。ココ用のショルダーがココの部屋に置いてある。大地震が発生し、一人だったらお手上げになるのではと思った。
明日で阪神淡路大震災から12年が経つ。BEATさんその時年長の杏君はどう保護され、非難したのでしょうか。今後の参考のためにも、コメントかメールで教えていただけたら有難いのですが。


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3 コメント

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震災を知る猫、杏と白梅 (BEAT)
2007-01-16 08:58:26
クーパパさん、おはようございます♪

阪神大震災の折は、神戸市の灘区南西部に住んでいたので、それはモロに直撃しました★。

東灘の一軒家から灘区の3DKに移っていたので、狭さの割りに、家財や物の溢れた状態だったのが、揺れで崩れ、落ち、壊れて、それはごみ箱を逆さにして、掻き混ぜたみたいになりました。

マンション自体は一部損壊で済んだものの、酷い被害で、母は箪笥と本棚が倒れた下敷きになり、私と弟で、襖を力付くで外し、家具の下から、引き擦り出しました。

私は正直、居間の悲惨な状態を見て、杏と白梅は、いくら呼んでも出て来ないし、助からなったのかと思って青くなっていました。

ところが、もう陽も高くなった、お昼頃でしょうか、白梅が、押し入れが有った辺りの、布団や衣類の重なった辺りから、声を出して出て来ました!。

元々、賢い子だったので、柔らかい物の中に飛び込んで、隠れていたのです。

一方、杏は、弟の部屋の倒れた本棚と、壁の間の細い隙間に挟まって、失神している所を、無事発見しました。

きっとかなり驚いて、慌てて本棚に駆け上がったのでしょう。その本棚が倒れて、後ろに落ちてしまったのだと思います。恐怖で失禁した後も有りました。

その後は、玄関は半開きにし、外出着に靴を履いて、マンションの中で、猫達を抱いて過ごしました。

マンションの他の世帯は全員、付近の小学校に避難しましたが、私は猫と居たかったので、動きませんでした(笑)。

猫達は一日も経てば、人間の配給の御飯を一緒に食べて、落ち着いて私とくっついていました(寒い時でしたから)。

今、思えば、カリカリや猫缶の買い置きをしておいた方が良かったかなぁと、思います。

後は出来るだけ軽いキャリーが有れば、後々の移動が楽ですよね。いざとなったら、布袋で充分ですけど。

強く揺れている最中は、にゃんこさんは隠れようと、必死になるみたいですね。
お礼 (クーとココのおやじ)
2007-01-16 19:40:17
思い出すのも辛い、震災の貴重な体験をお話下さりお礼申し上げます。私のブログをお読み下さった皆様このBEATさんのお話しどのようにお感じになられましたでしょうか。
家具などの倒れにくい場所に、非常持ち出し品を置くのがベストでしょうか。その中には愛犬、愛猫の食物も缶詰1個で良いから入れたい物です。また猫用のフレークは、塩味が無いだけで食べられるとの事です。身近に実験した者の話です。
非常持ち出し品。 (miyu)
2007-01-17 08:50:12
弟が明石で震災に合いました。
自宅は被害が少なかったこともあり
大阪の先輩の所へ物資を運びに
バイクで走ったと聞きました。

身内なのでなんですが。
偉かったと思います。

私はお腹に息子がいる時で
同じような状態で不安を抱えている人を思い
胸が痛んだことを思い出します。

あれから12年も経ってしまったのですね。
昨日のことのようです。
犠牲になったたくさんの生命。
ご冥福を祈ります。

そして人間のことばかり考えては
いけませんね。
早速。猫缶も用意します。

うちは主人が家具が倒れるのを
非常に気にするので
低いものばかりですが
猫達のためにも配置や転倒防止を
しっかり考える必要がありますね。