クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

甘噛み

2009-10-23 05:54:36 | ネコ
ネコの愛情表現の1つに甘噛みと言う行為がある。我家の2ニャンの場合、甘噛みが出来るのはクーである。クーは撫ぜられたり、一緒に遊んでいる時に、僕の腕や指を口に入れ、力を要れずに軽く噛む真似をする。それは「クーちゃん、お父さん大好きだよ」と言うサインである。クーが本気で怒る時は、ネコパンチが飛んで来る。これはかなり痛いし、爪を立てている時は怪我をする。
甘噛みが出来ぬのがココである。本人は甘噛みのつもりだろうが、手加減が出来ないので、本噛みと同じになる。今朝もココは僕を起す時、まず足首に頬っぺたを摺り寄せて甘え、次に摺り寄せた足首を、ザラザラの舌で舐め回し「ぼくお腹空いたよ。ねえ起きてよ」と。それでも起きずにいると、いきなりガブリが来た。ココの顔を見ると甘え顏である。へそ天になっている時に、腹を撫ぜると嬉しくなり、じゃれて腕に絡め付いて甘噛み様の仕草をするが、これも甘噛みではなく、何故か本噛みになり、腕に噛み傷か付いてしまう。
クーとココのこの違いは何故なのだろうか。母ネコと一緒に暮らした時間の違いによるものだろう。クーの場合は、生後10週位迄母ネコと一緒に暮らし、ネコとして必要な生活習慣を教えられたと思う。排泄時の事も、人との接し方も全て母ネコから受継いだのだ。一方ココは、生後2週間位で母ネコから引き離されて捨てられた。仔猫と言うより赤ん坊の時である。ネコとしての生き方を身に付ける時間等全く無かった。その意味では不憫な仔猫であった。ただ幸いな事に、拾われた先には大勢の大人のネコが居り、ある程度の生活習慣は教えられたが、甘噛み等人にじゃれて遊ぶ方法等は教えてもらえなかったようである。勿論これも、ココの運命の1つであるが。
ジュルのしっぽの山崎夫人が言われているように、仔猫や仔犬は生後8週間位迄は、母親の下で育てられるのが必要であると僕は実感している。


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