クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

たま駅長

2008-07-14 07:09:45 | Weblog
3泊4日の一人旅から、昨晩6時半過ぎに帰宅した。出窓で外を眺めていたクーは、僕の姿を見ると大騒ぎだ。ガラス窓を隔てていても、クーの声が聞こえ、玄関を入ると「お父さんお帰りなさい」と足元に。その声を聞いたココも「ぼくもお父さんのところに行きたいよ」と。居間に入って来たココは、足元でゴロンとひっくり返った。可愛い連中である。
7月11日(金)和歌山の空は雲が少しあるものの、晴れて暑い。新宮から乗った、特急くろしおは、途中行き違い列車の遅れで、4分延着で和歌山駅についた。予定していた和歌山電鉄(旧南海電鉄貴志川線)は、発車していた。次の列車迄30分のインターバルとなった。乗ったのは、14時20分発の電車だ。この電車は、おもちゃ電車と言い、真っ赤な車体で、車内も木の床、連結部には、おもちゃを入れた木製の棚があり、座席の一部も、木の座椅子に座布団が置かれるといった凝ったもの。ローカル電車は良く揺れた。
改札ラッチには、赤い布団の上に、帽子を被った、三毛猫が横たわる。これこそ、貴志駅のスーパー駅長たまちゃんだ。僕が下りた時は、ガイドに引率された、中年の団体が、デジカメや携帯で盛んにシャツターを押していたが、彼女は全く動じない。盛んに可愛いポーズを取る。この団体は、僕が乗って来た、折り返しのおもちゃ電車に乗り、またまた、歓声を上げていた。
ここでも、次の電車迄30分の待ち時間だ。静かになった所で写真を撮る。たまちゃんも少し疲れた様子を見せた。僕の後に来たカップルが、たまちゃんにチョッカイを出した。するとたまちゃんは、帽子を飛ばし、駆け足で向かい側の車庫に逃げ込んだ。たまちゃんと暮らす、駅の隣の何でも屋さんの、僕と同じ年位のおばさんが、たまちゃんを抱き上げ、優しく撫ぜると、彼女のご機嫌は治り、改札口の布団に座ってくれた。このカップルは、猫の事を全く知らぬようだ。僕はカメラの乾電池を買いながら、ご夫妻に話を聞くと、体重は4.8㎏とのことだ。発車時間となり、たまちゃんに見送られて、貴志駅を後にした。
たま駅長は、日曜日はお休みで、貴志駅には、駐車スペースが全くなく、和歌山駅から電車で行くしかない。ローカル電車に揺られるのも、決して悪くは無い。たまちゃんと会ったら、手を出したり、驚かすような事は、決してしない事。無断で餌をあげない事。雑貨屋さん夫妻の注意を聞く事を守って欲しい。
たま駅長については、和歌山電鉄のホームページをご覧頂きたい。
明日は、神戸・ビートさんとの再会の話を。写真はココのお兄ちゃん、ユッキーの。



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1 コメント

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妖艶 (ちよまる)
2008-07-14 22:44:48
たま駅長、なんと妖艶な。。。魅せられて触りたくなるのも無理もないかも・・・いくつくらいなんでしょうね駅長さんは。いつかきっと会いに行きます。
にしてもクーちゃん、ココちゃんの反応に思わず笑ってしまいました。明日の再開のお話も楽しみです。
ご無事でなによりでした。