クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

愛情の飢餓

2011-08-17 06:17:16 | ネコ
朝から日差しが強く、今日も高温多湿の1日となりそうな予感。
昨夜から鼻水が止まらず、夏風邪の前触れだろうか。
昨日のブログでココは精神的な欠陥があると書いたが、それは運命の悪戯から生まれたもの。拾われても母ねこの支えが欲しく、神戸のお嬢さんの口を乳を吸うようにしていたし、我が家に来てからも3ヶ月位は、夜眠くなると僕の腕等を吸っていた。可愛そうな仔猫であった。そして、クーのように力を要れずに噛む甘噛みが出来ない。これらは母から教わる事だ。母から早く引き離されたために、どう行動したら良いのかが知らない。仔猫や仔犬は眠くなると母の懐に包まれ、乳房を吸いながら眠りに落ちるのが自然な行動。生後まもなく母から引き離されると、愛情飢餓状態にもなる。ココを見ていて捨てた人間の残酷さに怒りを覚える。欧米諸国で生後8週令迄母親と引き離してはならぬと言うのには、こう言う大きな意味があると思う。
愛情飢餓状態で育ったココは、その欲求を満たすために、クーに付き纏って甘えようとしたり、人の傍にいて撫でてもらって、その欲求を満たそうとする。それは4歳を過ぎた今も変わらない。このブログを書いている今も、ココは僕の目の前のパソコンの横でマッタリとしている。僕の手が背中を「良い子だね」し撫ぜられると、嬉しくて目を閉じてしまうのである。