クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

バス駅長休暇中

2008-04-27 07:16:28 | Weblog
会津若松11時15分発会津鉄道、会津田島行き2315D列車は、桜吹雪の芦ノ牧温泉駅に定刻の11時39分に到着した。改札を出て小さな待合室に入ると、隅の一角におニャンコハウスがあった。しかしこのハウスの主は不在。少々がっかり。駅を守る女性駅員の、大竹さんに話を伺うと「バスは今朝から居ないんです」。24日の名誉駅長就任式の疲れから、休暇を取った模様であった。駅の周りは、桜の木と芽を出した草が芝生のようになっていて、ニャンコさんには絶好の遊び場となっている。バスちゃんは「あたし何枚も写真撮られたり、何回も抱っこされたでしょう。疲れたのよ。今日はお休みを取って、前の草原や畑で思いっ切り遊ぶのニャン」と言ったのだろうか。
駅の中には、バスちゃんの写真が沢山張ってあり、キーホルダーも\420とお手頃価格で売っていた。勿論ゲット。それから幾つかのお土産も置いてある。その中から、地元産の味噌を求めた。これだって、鬼怒川のみやげ物店と比べれば、半額に近い。お昼ご飯は、駅から100m程の牛乳屋食堂で、味自慢のラーメンと餃子を注文した。ラーメンは、煮干と鰹節の東京風で、厚く切った自家製チャーシューが2枚入っていた。餃子は中の餡が盛り上がり、真丸なのが5個で一人前。本当に美味しかった。
芦ノ牧温泉駅には、1時間40分滞在したが、その間に5組程が、バス駅長を会いに訪れ、がっかりして帰っていった。これらの人は、みんなマイカーで来ていたが、新緑の会津の山を眺めるには、列車の方が良いと思う。僕は昨年の夏もこの、会津若松から、鬼怒川まで乗っている。バスちゃんの事を知っていれば、途中下車していただろうに、真に残念だ。秋の紅葉の頃に、家内と一緒にもう一度訪れよう。それまで、バス駅長が元気で居てくれる事を願っている。
なを、バス駅長については、会津鉄道のホームページで見ることが出来る。