幸多かれ

トライアル生活を送っていた元下宿犬の幸助に、ステキな家族ができました！



※顔出しOKいただいたので、モザイクなしで掲載しています。


とっても明るくてにぎやかな、Yさんご家族の一員として
もうすっかり馴染みに馴染みまくっている幸助。

Yさんのお宅にはもう1頭、やはり元保護犬で、ブリュッセル・グリフォンという
珍しい犬種の雛女（ひなめ）ちゃんがいますが、幸助との仲も上々だそうで。


フレンドリーな幸助の性格も手伝ってか、すでにお散歩ワン友もたーくさんできて、
毎日ウッキウキな暮らしを楽しんでいる様子でした。



何よりうれしかったのは、里親さんであるYさんの笑顔。
実は、幸助と出会う少し前に、先住犬のイエローラブちゃんを亡くしたばかりだったそうで。
とても寂しい思いをしながらも、やっぱりもう一度ラブと暮らしたい！　と
インターネットで保護犬を検索していたら、亡き先住ラブちゃんに瓜二つの幸助を見つけ
里親会で運命の出会いを果たした、というわけなのです。

正式譲渡の手続きに伺った時のYさん、本当にうれしそうで
「幸ちゃん、幸ちゃん」と、名前を呼ぶたび目尻は下がりっぱなし（笑）
周囲の人にも、最近笑顔が増えて、明るくなったねと言われたそうです。




犬は人とともに生きる動物。
人の感じる喜怒哀楽をとても敏感に察知し、その感情を共有する動物です。
だから、犬を幸せにしようと思ったら、まず人が幸せを感じること。
一緒に生きていることの喜びを、なにげない日常の中で感じることがなによりも大切なのです。




笑顔に満ちたYさんの傍らで、幸助もいい笑顔をたくさん見せてくれました。
おめでとう。よかったね、幸助。






ちなみに、新しい名前は「幸多（こうた）」になりました。
これからもずっと、幸多に、幸多かれ！