No Music No Life No Shop

悲しいことですが今年２月に
栃木県からタワーレコードが撤退しました。
（※他県ではあまり例がなのでは…）

同店があったのが県都・宇都宮市の中心市街地にある
パルコ宇都宮店でした。

撤退から４カ月。週末に暇が出来れば通っていたパルコに
まったく行かなくなった自分がいます。

つまりタワーレコードがあったから中心市街地の
商店街などを周遊したりしていたことを改めて認識。

１つのお店が無くなったことで、生活の習慣も
変わってしまった。



最近は「街中」派ではなく、「自然」派に
なりつつあるので、賑やかなところに行かなくても
困りませんが、音楽の情報がなくなってしまい
「さて、どうしたものか」と。

インターネットでは「こちら」からつかみにいかなければ
いけなく、さらに自分好みのジャンルに偏る気がします。
（つまり好みにかかわらず何気なくお店で聞いた音楽に
興味をもつような機会はほとんどないということです）

かといって、レンタルショップや大型電気店などで扱っている
ＣＤ・ＤＶＤはどうしても最新の人気がある歌手などが
中心になってしまい選択肢があまりありません。

タワーレコードさん、栃木県で再度開店しませんか！

最近はまりの音楽（坂本龍一）

最近、お気に入りのアーチストは「坂本龍一」さん。

大貫妙子さんをはじめとしたアレンジャーとしての仕事や、
戦場のメリークリスマスやラストエンペラーなどの映画音楽など
様々なフィールで活躍している日本を代表する音楽家。

学生時代にリアルタイムで聞いて、衝撃を受けた「ＹＭＯ」から数十年。
しかし、失礼ながらピアニストというイメージが自分にはなく、
あくまでＹＭＯの延長として、シンセサイザーは上手いけど
正直、「ピアノは上手い」とは思っていませんでした。

ところがこの数カ月の間に、ＢＳ等でピアノを演奏している
姿を数回拝見して考えを改めました。

ピアノが上手い！

ということを認識するとともに、これまでシンセサイザーを中心に
ドラムやベースなどの楽器を使って演奏されていたオリジナルの楽曲が、
シンプルなピアノ演奏（または最小限の弦楽器）になることで
よりメロディーが際立ち、メロディーメーカーとしての坂本さんの
才能をより理解することができました。

オリエンタルな香りがちりばめられた
旋律と不協一歩手前の和音との絶妙な調和を持った曲や
クラッシック音楽をベースに日本的な要素が盛り込まれた曲など
聞きどころが多く、そして誰にも似ていない誰にも書けない
坂本メロディーにどっぷりとはまってしまいました。