休みの日は自転車に乗って

休みの日は散歩に出かけよう。「ちい散歩」が終わってしまった。地井さん、頑張って早く復帰してちょ!待っているよ。

(第4回)小江戸川越「七福神めぐり」の巻

2009年12月31日 | 旅行
『神仏詣では、雑踏の年初より、すいている年末に一年間の感謝を込めて』といった話を耳にして、「なるほど…」と思ったかどうかは別にして、12月9日川越の七福神めぐりに出かけた。
もうひとつのお目当ては「まきばの湯」。よく行く日帰り温泉で、近くの狭山市にある。この「近くの?」と思ってしまったことが、いつもの苦行へとつながるのだが、いいこともあった。それは後ほど…では、出発!

七福神めぐりの第一番は、JR川越駅にほど近い妙善寺の毘沙門天。なんか普通のお家っぽいところで、ここでいいのかなと思ったけど、とりあえず入ってみて正解。ここは毘沙門天を祀ってあるので、一年間お守りいただいたことを感謝。
 

第二番は、寿老人。ここは場所がちょっとわかりづらかった。16号バイパスのすぐ近くにある天台宗の天然寺に木像が祀られている。今まで長生きさせてもらったことに感謝。
 

第三番は、大黒天。祀られている喜多院は、前にもきたことがあるが、この日は境内の紅葉が美しかった。




喜多院は天然寺からは少し距離があるので、自転車がやっぱり便利。川越の七福神めぐりは、全体的に徒歩ではきつそう。食に不自由せず、それなりの生活をさせてもらっていることに感謝。
 

第四番は、恵比寿天。喜多院から近い成田山に祀られている。唯一日本生まれの神様だそうで、ここだけは日ごろの感謝よりも年末ジャンボが当たることを祈ったバチ当たりであった。
 

第五番は、福禄寿神。連馨寺の本堂に祀られているということだったが、場所がわからなかったので聞くことにした。本堂に向かってすぐ右側の戸の中だった。人並みの幸福と長寿を感謝したが、高禄に感謝というのはちょっと待ってもらった。
 

第六番の布袋尊(見立寺)に行く前に蔵の町並みや時の鐘をゆっくり見学し、蔵造り資料館と菓子屋横丁に寄り道することにした。川越にきたらこの辺は必見だよね。




見立寺(けんりゅうじ)は菓子屋横町のすぐ裏にあって、入り口がとてもきれい。布袋尊のように度量の大きい人物になれるようにと願うしかなかった。

 

そして、いよいよ第七番は七福神のなかでの紅一点、弁財天。妙昌寺の奥の方に祀られていた。すべてのことに感謝して、七福神めぐりを終了。
 

お昼を東武東上線「川越市駅」近くの庄屋でとって、いよいよ「まきばの湯」に向けて出発。
JR川越線に沿った道を下っていくと、入間川にかかる「初雁橋」のところにサイクリングロードの案内があった。正確には「県道川越狭山自転車道」というらしい。もちろん回り道してでもここを走ってみることにした。
初雁橋を渡って左に入ると、のんびりした田舎道といった風景が続く。


途中には、通水橋や安比奈(あいな)親水公園、西武文理大などがあって美しいところだった。休憩場所・トイレも随所にありポタリングには最適だと思った。







春になったらこの入間川サイクリングロードの豊水橋から入間大橋までの約22.6Kmを絶対に走ってみたいと思った。そこからつながる荒川サイクリングロードもそのまま走ってしまったりして…。

さて「まきばの湯」はどうなったかというと、もちろんゆっくりつかって、帰りは湯冷めしないように川越よりは少し近い西武池袋線の「狭山市駅」から帰った長い一日だった。