「 わすれな草 」
中世ドイツ
騎士ルドルフは、ドナウの岸辺に咲くこの花を恋人ベルタのために
摘もうと岸を降りたが、誤って川の流れに飲まれてしまう。
ルドルフは最後の力を尽くして花を岸に投げ、
「Vergiss-mein-nicht!((僕を)忘れないで)」
という言葉を残して死んだ。
残されたベルタはルドルフの墓にその花を供え、
彼の最期の言葉を花の名にした。
日本では、明治38年 植物学者の川上滝弥によって初めて
「勿忘草」「忘れな草」と訳された。
それ以外の国々でも、同様の意味の名前が付けられている。
花言葉 「真実の愛」「私を忘れないで下さい」も、この伝説に由来する。
wikipediaより*
この可憐なお花にこんなに悲しいお話があったなんて。