私が頼るのは

人に頼るよりも、薬に頼ったほうがいい。
確実に効果があって、楽になれる。


だけど、人に頼らないと生きていけないね。


精神科の先生にだって、カウンセラーにだって。

だけど本当に頼りたい人って、頼らないといけない人って誰だろう。


友達や家族なんだと思う。
それや、学校の先生なんかも。

私は不器用に生きていると思う。
かなり不器用。

人に裏切られるのが怖くて、ビクビクしてる。
その結果が引きこもりさ。

逃げ場なんてないのに。


パソコンをしていると、何もかも忘れられる瞬間がある。
私が誰なのか、名前も、姿も、全部。

ゲームとか、小説読んでるときなんてそう。
みんな集中すると何もかも忘れてそれにのめりこんじゃうよね。
そんなもん。


私はつくづくおかしい人間だと思う。
小さいことで悩んでいる。自分の気づかないうちに。

最近気がついたことなんだけど。
何か悪いこととかが起きると、かなり気分が悪くて只管パソコンにのめり込む。

どうしてだろう、と考えると、私の心の奥にどっしりとした悩みごとがある。

それは不安とか、とにかく怖いもの。

それに気づけないでいた。
自分でも気づけないほどだったから、誰も気づかなかっただろうなぁ。


薬に頼れば、無言で気持ちを楽にしてくれるだろう。
だけど、助けてほしいというときに、手を差し伸べてくれるのは薬じゃない。

部活に行きにくいのは、薬じゃ改善できないこと。
だから、先輩や先生が、頑張って私を引き戻そうとしている。


私は人が嫌いだ。
いつ裏切るかわからないし、すぐに傷つける。そして傷つけてしまう。
それでも、救われるときがあるから、私は離れることができない。
人と関わってそんなもんか。



自分の腕や足に鎖がかかってないことに感謝しよう。
健康なことに、五体満足なことに感謝しよう。
自分に跪く人がいないことに、感謝しよう。