まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

日田 旧朝日湯など

2020-06-17 22:47:49 | 建物・まちなみ
2020年2月の日田の続き。


ふじファッションの洋館を見て戻る途中に大きな古い屋根が見えた。うまい具合に(?)信号が赤。ちょっと見に行ってみよう。


これか。入口のひさしが出っ張った古い木造モルタル塗りの建物は、アパートだろうか?近づいてみると、、、
うわっ、これは!?入口の見付けの部分にふっくら飴色タイルが貼られ、それに続いて同系色の25mm角モザイクタイルが。
そして階段ホールの足もとにはパステルグリーンのふっくらタイルが貼られていた。


床や階段は踏むとギギッときしみそうな板張りで、建築当初のままに見える。戦後、昭和30年代ぐらいの建物だろうか。
階段を見上げたら、人が住んでる気配。。。


鉢植えがあるのも住民が暮らしている証拠。気になるけど階段は上らない。


古いアパートみたいだけど、よく見ると壁に文字が。「朝湯」、いや、真ん中にもう一文字あったようだ。おそらく「朝日湯」、だろう。


ははぁ、お風呂屋か!そう思って見れば確かにドアが2つ。浴室はどうなっているんだろう。まさか今はやってないよな。。。
もちろんドアは鍵がかかっていて開かず(笑)


なかなか豆田町に行けないなぁ(汗)


今日は夕方からレンタカーを借りて筑後吉井へ移動する予定。日が暮れる前に着きたいのであと1時間もない。
豆田町はさすがにお客が多かったが、草野本家の改修工事もまだ終わってないようだし(長いなぁ・・・)、
広瀬資料館も改修工事に入ったらしく見れないと言う(涙)。そうかと言って薫長酒造を見学する時間もない(汗)


まちなかの鏝絵を見ながらさらっと町を流す。




この二戸一洋館の健在も確認。


あっ、本業タイル発見!民家の玄関先にて。1軒ずつ見ていけば本業タイルが使われている家も続々とあるんだろうなぁ。


豆田町の散策は諦めて、前回時間がなくてゆっくり選べなかった小鹿田焼のお店でお買い物を。。。
このお店の建物も古く、お店のおばちゃんは明治と言ってたっけな、古民家に小鹿田焼が映える。
リーズナブルなお値段が嬉しい。庶民にも手に入る美しい生活の器。民藝を地で行ってるね!!
旅は始まったばかりだけど(笑)3点購入。特にお茶碗は気に入って最近毎日使っている。


さて日田駅へ戻ろう。・・・と、気になる建物が目の端に・・・


川沿いの細い路地に面して木々に覆われた民家が。鉄板に覆われた屋根はもと茅葺屋根だったのだろう。
近寄ってみると、門柱にアーチが。医院建築によくあるので、ここもお医者さんだったのだろうか。




おやっ、洋館付き?しっくい壁にこのたどたどしいアーチ型の窓は、擬洋風っぽいな!?


ひゃ~~っ、じゃあこれは擬洋館付き藁葺き民家?そんなの見たことなかったよ~~!いやぁ面白いなぁ!!


続く

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