まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

ホーチミンの建物めぐり 4

2019-12-16 23:23:16 | 建物・まちなみ
GWのホーチミンの続き。

歴史博物館から戻る途中にある小児病院は、巨大な公園のような敷地内にたくさんの建物が建っていて、まるで
マンモス団地のようだ。コロニアル風の病棟があるかと思えばモダニズム建築もあったり。


この病院がどういう病院なのかなどは、検索しようにも日本語サイトはもちろんないし、全く分からないのだが
大勢の親子が長期にわたって暮らしているようで、第二次ベビーブーム時代のニュータウンの賑わいはこんな風だった
んじゃないか・・・とか(知らないけど汗)。小さいスーパーがあったりして、ひとつの独立したまちのよう。
建物を見ていると面白いのだけれど、なんとなく貧しい人々のための福祉施設っぽい雰囲気だったので、
場違いさにいたたまれず早々に立ち去った。


中庭にあったホンノンボ。


こちらはまた違う方向へ20分ぐらい歩いたところにあるマリーキュリー高校。
1918年に設立されて以来100年の歴史をもつ公立高校で、日本の高校とも国際交流をしているようだ。




フランス風の洋風建築の校舎は、もと女子高だったというだけにとてもかわいらしく、アオザイ姿の女子高生が
いたら絵になるなあ!(笑)


日本ならお金持ちの私立高校と思ってしまうようなこんなおしゃれな校舎で、多感な思春期を過ごせるなんて
うらやましいなぁ~~私の高校なんて古く歴史はあってもその分校舎も何もかもボロボロだったからな・・・(苦笑)


まぁここの子たちにとっては当然すぎて何とも思っていないのだろうな。




歩いている途中で公園で見かけたモザイク。




こちらはある住宅のガレージの壁にあったモザイク画。小鳥と赤い花がカワイイ~~
白とグレーのは石だが、赤い部分と茶色の枠は陶板を砕いたものを使っているようだ。


ベトナムでは床にセメントタイルが敷かれていることが多い。以前ペナンに行ったときタイル屋さんを見つけて入ったら
セメントタイルの作りかたを解説した写真パネルがあり、聞いたらベトナムで作っていると店の人が言っていた。
床だけでなく、いろんな柄のセメントタイルをランダムに取り混ぜて壁に貼るインテリアもよく見かける。


そしてそれ風の壁紙もあるようだ(笑)


今回ホーチミンでフランス統治時代の洋館を見て歩いているが、有名物件以外にもまちなかで古そうな洋館を
ちょくちょく目にする。ボロボロだったり隠れていたりするのだけれど。
ここも有刺鉄線のついた高い塀に隠れるようにして建っていたのだが、アーチと壁のレリーフがちらりと見えたので
ちょっと立ち止まって覗きこんでみた(笑)


するとこんな素敵な面格子の入った扉があるじゃないの!竹のデザインが秀逸だな!
灯りが点いているから人が住んでいるのだろう。あぁ、中を見たいなぁ(笑)


歩いているともう暑すぎて・・・クーラーがガンガン効いたラブリ~~~なカフェで休憩。はぁ~極楽・・・
これを書いている今は冬だし写真では伝わらないが、5月のホーチミンはほんとにめちゃくちゃ暑かったのである。。。


続く

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