3月の台湾の旅の続き。
迪化街から民生西路へ折れて新芳春行という古い茶商のビルを見に行ったら、道の向こうに何やら変わった看板が見えた。
???あれは何語?台湾語か?よく見ると、アルファベットで「BOLERO」と併記されている。
ははぁ、あれは台湾語の、ボレロ、の発音記号だな。そんな表記の看板は見たことがない。面白いな!
別途、漢字も書いてある。波、麗の上の部分、路、でこちらもボレロと読むのだろう。
おや、その3軒隣にもボレロという看板があるな。ビルもそっくり。同じ店?奥でつながっているのだろうか。
道を渡って偵察に行こう。左側の方のお店の前まで行き、しげしげと眺める(笑)。これまで台北で見たどの店とも
違うこの雰囲気。。。「西餐・喫茶」、あぁカフェレストランなのか。カタカナでもボレロと書いてあるな。
ちょっと会員制クラブみたいな大人の雰囲気だけど、私でも入れるのかな?
琥珀色の入口ガラスドア越しに中を覗きこむと、うわっ、これはまさに日本の純喫茶じゃないの!
店先のスタンドに置いてあるメニューをパラっとめくってみるとお手頃な喫茶メニューもあるようだ。入ろ!
このライトが昔のゲーセンみたいなイメージ(笑)。そして・・・
うわぁ・・・レトロ!!この暗さといい、壁の不思議な模様と言い、まさに昭和の純喫茶だ。すごい!
これはもしかして日本統治時代からやってる店なのでは!?この日本的な雰囲気はきっとそうだ!
ウェイターのお兄さんもいかにもそれらしい制服で気分が上がるぅ~~(笑)台北にこんな雰囲気のお店があったとは!
どこに座ろう~~~いつも迷って立ち尽くしてしまうのだが・・・店内を見渡せる端の席に座った。
入口のガラスは、中から外の様子は丸見え。私が覗き込んでいたのも丸見えだったのか・・・(恥)
あぁ、台湾にこんな純喫茶っぽいお店があるなんて。いいねぇ、いいねぇ!もうニヤニヤが止まらない。
この店がすごく気に入りました。写真を撮ってもいいですか?とウェイターのお兄さんに聞いたら、
No probrem、と。やった~~
入口脇のこの壁は黒白のストライプと思ったら、細長いモザイクタイル貼り。
この椅子、この壁、この照明、、、あぁ全てが素敵。
特にこのパーティションは何!?女性の顔の形にガラスを切り抜いてあるのか?
と思ってさわったら、アクリル板のようだ。かなり苦労して切った跡(笑)。
聞けば、1934年創業で今年で85年になるとか。1934年というと日本統治時代の昭和9年。やっぱりそうか!
フロアの中央にドンと鎮座している存在感抜群の階段。きらびやかなシャンデリアが下がり手すりはステンレス。
加工が甘いのはご愛嬌(笑)。上ってみたいけど、注文したプリンが出て来たのでいったん席に戻ろう。
キャイ~~ン!!これ!レモン型のガラスのお皿にかわいらしいプリンが2つ。ちゃんと蒸しプリンじゃないの~~
また顔が緩んでしまう~~。そしてミルクティが出てきた。何と、ポットサーブとは!!
こんな老舗の洋食店だからお値段も高そうに思うが、ミルクティが150元、プリンが120元。2つ載っててだよ?
その辺のチェーンカフェと比べても全然高くないな!メニューのデザインもおしゃれ~~~
あぁ、すっきりした味は日本人好み。まわりにあしらわれたシロップ漬けフルーツが程よい甘みを添えてくれる。
一口ごとに幸せ気分が広がる。ひとりでニヤニヤ笑いながらプリンを食べる日本人を、ウェイターの兄ちゃんは
どう思っただろうか(笑)。しかし抑えても抑えてもニヤけてしまうんだよ~~(爆)
先客のセレブご婦人仲間が記念写真をウェイターに頼んできゃっきゃ言いながら撮ってもらっていて楽しそう。
私もまぎれて席を立ち、2階を見せてと頼んで階段を上がる。
今は電気か消えていたが、ディナータイムにはお客が入るのだろう。ここは本格的な食事のできる洋食屋なのだ。
台北一古い洋食屋だそうで、オープン当時から上流階級の人々の人気を集めたという。
2階の方が比較的新しい感じで、壁の装飾は昭和4~50年代っぽいな。建物はおそらく光復後のもので、内装も
何度かは手を入れていると思われる。しかし店構えやロゴや、すべてのものから老舗の風格が醸し出されている。
ブレブレ(汗)
階段の上から下を覗き込むと何と階段の裏には金魚池が!ラブリ~(笑)薄暗いのでこちらもブレブレだけど(苦笑)
トイレ付近もレトロなタイル貼りだった。現代のものだろうが、店の雰囲気を損ねないタイルセレクトがGOOD!!
あぁ至福のひとときだった。次回はディナーをここで食べてみたいなぁ~!
幸せな気分で店を出て、15歩ぐらい歩くと、もう一軒のボレロがあった(笑)
続く。
迪化街から民生西路へ折れて新芳春行という古い茶商のビルを見に行ったら、道の向こうに何やら変わった看板が見えた。
???あれは何語?台湾語か?よく見ると、アルファベットで「BOLERO」と併記されている。
ははぁ、あれは台湾語の、ボレロ、の発音記号だな。そんな表記の看板は見たことがない。面白いな!
別途、漢字も書いてある。波、麗の上の部分、路、でこちらもボレロと読むのだろう。
おや、その3軒隣にもボレロという看板があるな。ビルもそっくり。同じ店?奥でつながっているのだろうか。
道を渡って偵察に行こう。左側の方のお店の前まで行き、しげしげと眺める(笑)。これまで台北で見たどの店とも
違うこの雰囲気。。。「西餐・喫茶」、あぁカフェレストランなのか。カタカナでもボレロと書いてあるな。
ちょっと会員制クラブみたいな大人の雰囲気だけど、私でも入れるのかな?
琥珀色の入口ガラスドア越しに中を覗きこむと、うわっ、これはまさに日本の純喫茶じゃないの!
店先のスタンドに置いてあるメニューをパラっとめくってみるとお手頃な喫茶メニューもあるようだ。入ろ!
このライトが昔のゲーセンみたいなイメージ(笑)。そして・・・
うわぁ・・・レトロ!!この暗さといい、壁の不思議な模様と言い、まさに昭和の純喫茶だ。すごい!
これはもしかして日本統治時代からやってる店なのでは!?この日本的な雰囲気はきっとそうだ!
ウェイターのお兄さんもいかにもそれらしい制服で気分が上がるぅ~~(笑)台北にこんな雰囲気のお店があったとは!
どこに座ろう~~~いつも迷って立ち尽くしてしまうのだが・・・店内を見渡せる端の席に座った。
入口のガラスは、中から外の様子は丸見え。私が覗き込んでいたのも丸見えだったのか・・・(恥)
あぁ、台湾にこんな純喫茶っぽいお店があるなんて。いいねぇ、いいねぇ!もうニヤニヤが止まらない。
この店がすごく気に入りました。写真を撮ってもいいですか?とウェイターのお兄さんに聞いたら、
No probrem、と。やった~~
入口脇のこの壁は黒白のストライプと思ったら、細長いモザイクタイル貼り。
この椅子、この壁、この照明、、、あぁ全てが素敵。
特にこのパーティションは何!?女性の顔の形にガラスを切り抜いてあるのか?
と思ってさわったら、アクリル板のようだ。かなり苦労して切った跡(笑)。
聞けば、1934年創業で今年で85年になるとか。1934年というと日本統治時代の昭和9年。やっぱりそうか!
フロアの中央にドンと鎮座している存在感抜群の階段。きらびやかなシャンデリアが下がり手すりはステンレス。
加工が甘いのはご愛嬌(笑)。上ってみたいけど、注文したプリンが出て来たのでいったん席に戻ろう。
キャイ~~ン!!これ!レモン型のガラスのお皿にかわいらしいプリンが2つ。ちゃんと蒸しプリンじゃないの~~
また顔が緩んでしまう~~。そしてミルクティが出てきた。何と、ポットサーブとは!!
こんな老舗の洋食店だからお値段も高そうに思うが、ミルクティが150元、プリンが120元。2つ載っててだよ?
その辺のチェーンカフェと比べても全然高くないな!メニューのデザインもおしゃれ~~~
あぁ、すっきりした味は日本人好み。まわりにあしらわれたシロップ漬けフルーツが程よい甘みを添えてくれる。
一口ごとに幸せ気分が広がる。ひとりでニヤニヤ笑いながらプリンを食べる日本人を、ウェイターの兄ちゃんは
どう思っただろうか(笑)。しかし抑えても抑えてもニヤけてしまうんだよ~~(爆)
先客のセレブご婦人仲間が記念写真をウェイターに頼んできゃっきゃ言いながら撮ってもらっていて楽しそう。
私もまぎれて席を立ち、2階を見せてと頼んで階段を上がる。
今は電気か消えていたが、ディナータイムにはお客が入るのだろう。ここは本格的な食事のできる洋食屋なのだ。
台北一古い洋食屋だそうで、オープン当時から上流階級の人々の人気を集めたという。
2階の方が比較的新しい感じで、壁の装飾は昭和4~50年代っぽいな。建物はおそらく光復後のもので、内装も
何度かは手を入れていると思われる。しかし店構えやロゴや、すべてのものから老舗の風格が醸し出されている。
ブレブレ(汗)
階段の上から下を覗き込むと何と階段の裏には金魚池が!ラブリ~(笑)薄暗いのでこちらもブレブレだけど(苦笑)
トイレ付近もレトロなタイル貼りだった。現代のものだろうが、店の雰囲気を損ねないタイルセレクトがGOOD!!
あぁ至福のひとときだった。次回はディナーをここで食べてみたいなぁ~!
幸せな気分で店を出て、15歩ぐらい歩くと、もう一軒のボレロがあった(笑)
続く。
私の好きな風景ばかり載せていますので、昭和っぽいイメージですが(笑)
台北にはもっと現代的な風景もあります。
いろいろな時代やスタイルがミックスされ、それが受け入れられる
器の大きさ、あふれるパワー、そういうものに惹かれますね。
ぜひボレロにも行ってみて下さいね!!
ちなみに私の名はぷにょです。吟遊詩人??