まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

美濃市の続きと関のまち

2018-12-26 23:39:47 | 建物・まちなみ
美濃市の続き。

伝建地区内の近代建築はこれもあった、擬洋風と言うにも初々しすぎる宝勝院庫裡。
1876(明治9)年築の旧有知学校本館を、1902(明治35)年に宝勝院が譲り受け現在の場所に移築したもの。


ベランダが2階の前面に設けられ、それを支える柱の柱頭や手すりに西洋風の飾りがつけられている。
しかしベランダをなくせばそのまま真壁造りの田舎家に戻ってしまいそうな簡単な擬洋風建築である。


それでも当時はギョッとするような先進的なデザインだったに違いない。


うだつの上がるまちなみには屋根神様がたくさん。




すべて戸は閉ざされているのが不思議な感じ。ご本尊を拝むために扉は開けておくものじゃないの??
開けたら中はどうなっているんだろう?




これは屋根から下ろされた神様だろうか。


駐車場の近くへ戻り、さっきから皆気になっていた古そうな民家を見に行く。
急勾配の三角屋根にはドーマーウインドウが載っている。まわりの伝統的まちなみとは明らかに異質で、なんか
タダモノでない雰囲気。。。


しかし窓はトタンでふさがれ、空き家っぽかった。

さて今日はもう打ち止め。関の宿まで送ってもらって、その後は3人で女子会(笑)

翌日はまた男子(?)が車でピックアップしてくれて(ありがたや~)、まずはmayumamaさんがいくつか
物件チェックしてくれていた、関へ寄り道。かつては賑わっていたであろう、古い店舗が点在する商店街を歩く。
このタルヤ雑貨店のような木造三階建ての商店がずらりと並んでいたのだろうか。

前回も関のまちを少しだけ歩いたが、今回とはまったく別のエリアだったのか・・・

こちらは元お風呂屋、旧錦湯。かなり古そうで大正ぐらいからやってそう・・・


入口の戸が2つ並んでいることを除けば、そこらの町家と全く変わらないファサード。この中に浴槽があるとは
想像もつかないが・・・


今、検索してみたら、何と2015年にはまだ営業されていたようだ。うわぁ~~、入りたかったなぁ!!




あるお宅で味噌やお酒のホーロー看板が犬走りに立てかけられていた。どうやら床下通気口から猫が入るのを
防止しているようだ。


こちらも。


これは予備か?


極めつけはこちら。たばこの看板が十枚ぐらい、柵にくくりつけられていた(爆)。これは別のお宅。


花壇の草が隣の敷地へはみ出さないようにしているようだ。転用は面白いなぁ~~


レトロな玉石タイル貼りの民家も。


須田写真館を見たので引き返そう。


続く。

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