まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

倉敷館

2007-10-17 00:39:06 | 建物・まちなみ
倉敷館は、美観地区のどまんなか、ちょうど折れ曲がった倉敷川の内角に建ち、
現在観光案内所として使われている、瀟洒な羽目板張りの洋館。
元は倉敷町役場として大正6年に建てられたという。
大原美術館の本館を除くと、美観地区の中心部川沿いはほぼ和風の建物ばかり
だが、それら他の建物や、川べりの石垣や柳とも見事にマッチしていて
惚れぼれするほど美しい。


1Fは案内所兼自販機のある無料休憩所。
レトロな笠のペンダント照明がいい雰囲気。


2Fにも上れるというので上がってみた。


2Fも休憩室らしいが椅子がないのでイベントスペースとして使っているのだろう。
天井も板張りで、こんな縁がついている。
最初は中央だけに照明が取り付けられていたのだろうか。

一時は荒廃していたものを昭和60~62年に解体修理したというが、
美しくよみがえり、美観地区のランドマークとして毎日大勢の人々を
迎えているのは素晴らしいことだ。


あっ、これは!美観地区の外側のまちをうろうろしていたら
型抜き鉄板を溶接した車止めを発見。


細い路地にあるお風呂屋さん。
前栽付の高塀造りなどではなく普通の町家っぽいファサードは何か新鮮。
色ガラスのはまった窓がいい。

この日はお休みで残念。。

倉敷は何度行っても楽しい。有名な観光地の中で珍しく気に入っている場所だ。

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