まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

別府めぐり(6) 別府タワーに上る。

2014-11-07 01:07:07 | 建物・まちなみ
続き

東別府駅からひと駅電車に乗って別府駅に戻ってきた。
今回の別府泊にあたり鉄輪の温泉閣と悩んだ山田別荘を、次回のために偵察しに行こう。

駅にほど近い春日温泉は木造の建物の側面に入口がある。おばあちゃんが手押し車を押しながら入りに来る、
昔ながらの公衆浴場。素敵だねぇ!入りたいねぇ!



・・・しかし、フェリーの時間まであまり余裕もないので、次回に取っておこう。

北浜あたりは前回もちょろっと歩いたが、駅から少し離れただけで意外に古い民家や旅館などが残っている。
敷地が大きく石垣や生垣に囲まれた庭を持つ。今は小さな住宅や商店が混在しているがもとはこのような邸宅ばかりが
建ち並ぶ街だったのだろうか。


山田別荘もそうした建物のひとつで、洋室の応接間が付属した和館である。泊まってみたいなぁ。


近年若女将がリニューアルされたようで、おしゃれな雰囲気。


L字型の小路を入ると素敵なデザインの石垣が目に入ってきた。




ちょっと隠れたロケーションにあるこの落ち着いた建物は、質屋。

もう少し北の方へ行けば前回も歩いた花街跡の「北部旅館街」もあり、レトロな別府のまち歩きはとても楽しいなぁ。

最後に、前回は見上げただけだった別府タワーに上ろう。
内藤多仲のタワー6兄弟の3男(タワーは男なのか?)で、1957(昭和32)年竣工。

これまでタワーに「上る」ことに特にこだわりがなかったので、6兄弟の中では札幌のテレビ塔と
通天閣しか上ったことがない。

下層階はカラオケ屋で、安っぽいボードに覆われたファサードはガッカリだが、エレベーターで逆台形の展望室に
上るとやっぱりいいね!


あまり余計な演出もなく、有料双眼鏡に、記念メダル販売機に、、、昭和のタワーそのままだ。


広い別府のまちが一望。ガラスはヒビが入っていて痛々しいが、修理をする予定はないのだろうか。
建て替えという話になってしまいそうで不安。。。



この後乗る大阪南港行のさんふらわあがすでに港に停泊しているのが見えた。

このタワー建設時の基礎工事や足場組などの古い写真が展示されていて興味津々!
浜の風景もだいぶ変わったようだ。


さぁ、長かった愛媛~大分の旅もこれで終わり。帰りは船中泊なので3泊3日の旅だった。


インプットが多すぎてブログアップが大変(苦笑)!
この3日後にまたオレンジフェリーで東予へ向かっているので、あぁ~もう、自分で自分の首を締めてる~(汗)

旅ネタに長らくお付き合いありがとうございました。近場の小ネタもそのうち。。。


終わり。

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