まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

渋温泉をうろつく

2020-09-09 23:12:36 | 建物・まちなみ
2019年7月の長野旅の続き。

上林温泉から下ってきて、車窓から見えた渋温泉の臨仙閣の建物に惹かれ、見に行ってみる。木造三階建ての
すごく雰囲気のある旅館建築だ。何とここは、あの高級旅館、金具屋の「別館」だったらしいのだが、
現在はもう営業しておらず中を見ることはかなわなかった。


後ろ髪を引かれたが・・・そのまま渋温泉をうろつくことに。


渋温泉は、長野電鉄長野泉の終点湯田中駅を玄関口とし、夜間瀬川沿いに広がる古い温泉地だ。
川に並行した道を順に歩いていくと、風情ある木造旅館や昭和のモルタル塗り旅館や商店のまちなみ、
レトロな看板やオブジェ、タイルなど、まち歩きの楽しみがゴッソリ揃っている!これは楽しいな!


どこにでもあるような土産物屋が軒を連ねているようなこともなく、落ち着いたまちなみ。


「石湯」。ここはもうやっていないのだろうか。


この道の狭さがいいね。


温泉街のメインストリートには外湯がいくつもある。泊まって外湯めぐりも楽しそう~~




創業300年という老舗旅館つばたや本館。真田家の本陣でもあったといい、端正な雰囲気。
この建物は明治初期の木造建築だとか。よさげだなぁ~~~


トヨタ自動車、シチズン時計の健康保険組合指定旅館の木製の看板が掲げられていた。


こちら、向かいに建つつばたや別館。張り出した2階の窓の桟が美しい。今は客室としては使っていないようだが。


奥に古そうな湯屋が・・・ちょっと裏の方へ回りこんでみたけど、現役かどうかは分からず。


昨日泊まった角間温泉は川向こうでそう遠くない。2階が1階よりも張り出した造りは越後屋旅館とも共通する。


あえて路地裏に迷い込む(笑)。頭上を跨ぐ木造の廊下。あぁ、この廊下、渡ってみたい(笑)。


路地の奥にも旅館があったり。ほんとに迷路のようでおもしろい~~


ここでも建物が渡り廊下でつながっている。路地はもともと私有地だから問題ないのだろう。


この美しい木造旅館は、源泉館湯本本館。こちらはまた何と、創業400年とか!!ひょえ~~~
建物は大正初期の数寄屋造りとか。。。中はどんなんだろうなぁ~見てみたいなぁ~~


あっ、ここ立ち寄り湯できるって!旅館の中に入れるチャンス!?・・・入ろ!


お金を払って、さて旅館の中へ。。。。
・・・えっ、そっち?内湯に入れるかと思ったのに、立ち寄りは隣接する外湯、「渋大湯」だった(泣笑)。
まぁここも雰囲気あるし温泉はかけ流しでよかったのだけど・・・ちょっと残念~~~


渋温泉のお湯は金気のあるうっすら濁り湯だ。


道端の欄干のグリル、温泉マークが入っているな?


反対側から見たらよく分かる。スキー&ストックに温泉マーク!!か~わいい~~~秀逸だな!!


続く

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