マラッカの続き。
今回、２度目のマラッカ行きでの最大の収穫とも言えるのが、ランチ後歩いていて見つけたこのホテル、
ＨＥＥＲＥＮ ＰＡＬＭ ＳＵＩＴＥＳである。外観はそれほど目を惹くものでもなく、実際写真を撮り忘れたのだが（汗）
奥にすごいものがあったのだ！！
足元に花模様のレリーフタイルがあるだけの外観で、入口部分が柵で囲まれているのは防犯上よくある。
ＳＵＩＴＥＳという名がついている通り、まぁそれほどお気軽に入れる雰囲気をかもし出してはいないが、
ホテルなら今度泊まる時の参考にするという名目で内部を見せてもらうことは可能だろう・・・と
ドアを開けてみると、ホールの周囲の壁にぐるりとタイルが市松状に貼られていた。
出てきたお兄ちゃんにちょっと中を見せてと言うと快く入れていただけた。
市松のタイルに近寄って見ると、それほど古いものではなさそうだな。まぁきれいに改装済みなのだろう。。
壁にはおしゃれな棚もあり、いい感じ。
衝立のように正面に配されたすりガラス付の壁の脇から奥へ入って行くと、広い光庭があった。
かなりゆったりとした空間。
さらに奥へ行くと２つ目の光庭があった。そこに造られた植栽の豊かな緑にまぎれるようにして、
小さな小屋が建っていた。
おや！？あれは・・・タイル貼りじゃないか！！しかも、きれいな水色の、マジョリカタイル！！
なんじゃこりゃぁ～～～～！！この美しすぎる小屋は～～～！！
これは元バスルームで、今は内部が改造され物置として使われているようだ。外側を覆うマジョリカタイルは
オリジナルで割れや剥がれもほとんどなく完璧に近い状態で残っている。素晴らしい！！
シンガポールでよく見かけたベルギー製の水色のタイルと雰囲気が似ているな。でもイギリス製かもしれない。
この小屋の上下と窓まわりはグリーンと白の市松模様のマジョリカタイルでボーダー状に縁取られており、
建物をホテルに改修したときにこの模様をピックアップして、手前の部屋の壁にタイルで繰り返したということか。
なかなかセンスがいいな。
あぁ～～っ！？あちらにももうひとつある！！竹製のロールスクリーンに隠れていたのを、ホテルの
兄ちゃんがロールアップしてくれて、全貌があらわに。
おお～～～っ、こちらも美しい全面タイル貼りだ～～～！！
ムラが味わい深いブラウンのタイルを背景に、花柄のタイルの額縁に囲まれたグリーンのレリーフタイルは、
２人の子供が背中合わせに座った、マラッカでもシンガポールでも台湾でも見たことないデザイン。
透明釉の濃淡が美しい～～～！これはイギリス製だろうな。
ドア横には、さっき服屋さんでも見たタイルの紫バージョンが。額縁のアールヌーボーの花柄タイルも
淡いピンク地がかわいいなぁ～
あぁ、大感激のHEEREN PALM SUITES。宿の兄ちゃんも親切だし、上質な雰囲気なのにお高くとまった感じもなく
好感度大。調べてみたら値段も全然高くない。まぁ、プリやババハウスに比べたらワンランク上だろう。
ただ客室は普通でシンプルなようだ。朝食をあの旧バスルームビューの中庭で食べられるらしいから、
次の機会に泊まってみるのもいいかも。・・・って何回マラッカ行くんだ！？（笑）
あぁおなかいっぱい。ありがとう～～～
マラッカにはアンティークショップもたくさんあり、ｍａｙｕｍａｍａさんが前にタイルを安値で買ったと言うので、
私は買うつもりはないが、シンガポールと値段がどのくらい違うのか興味が湧き見て回る。
朝は開いていなかったヒーレンストリートの店も開いていた。写真撮影禁止と書いてあったので
大人しく見ていたが、その店はタイルの品揃えが豊富で、タイルがはめ込まれた家具類も置いてあった。
台湾で見た家具とはまた違い、西洋家具に中国的な意匠を取り込んだようなカウンターなどで、
使われているタイルもまた台湾のものとは全く違うのに興味をそそられる。
貧乏たらしい日本人の小娘（実際はオバハンであるが・・・）が本当に買う客などとははなから思っておらず
万引きをしないか監視のためだけに（笑）私たちについてきていた店主に、写真を撮らせてくれないかと頼み込んで、
やれやれ仕方ないなと情を得て撮らせてもらう（笑）
マジョリカタイルはすでに相場が出来上がっていて、特別に珍しいものでなければどこの店もだいたい
同じような値段がつけられている。フルサイズのタイルが２８０～３００ＭＲ、８千円から１万円ぐらいか。
シンガポールのＬｉｍさんの店と比べてもあまり変わらないかな。世界的に相場があるのだろう。
ところで、面白い商売として、古いショップハウスで入館料を取って中で写真を撮り放題、という、
インスタ映えスポット提供施設をいくつか見かけた。結構高いし、どんなもんかわからないので入らなかったが、
店のお姉ちゃんと話していて、個人的に持っているタイルを売ってもいい、と言うので見せてもらった。
中国風の菊の花の模様のタイル。状態もよく、１００ＭＲと言われたが、ｍａｙｕｍａｍａさんは前回
１２００円ぐらいで買ったとか言うし、買わず。相場からするとだいぶ安かったと思うので、昔の私なら
迷わず買っていただろう。そしてタイル沼にハマっていたに違いない（爆）
その店のファサード足元のタイル。
続く。
今回、２度目のマラッカ行きでの最大の収穫とも言えるのが、ランチ後歩いていて見つけたこのホテル、
ＨＥＥＲＥＮ ＰＡＬＭ ＳＵＩＴＥＳである。外観はそれほど目を惹くものでもなく、実際写真を撮り忘れたのだが（汗）
奥にすごいものがあったのだ！！
足元に花模様のレリーフタイルがあるだけの外観で、入口部分が柵で囲まれているのは防犯上よくある。
ＳＵＩＴＥＳという名がついている通り、まぁそれほどお気軽に入れる雰囲気をかもし出してはいないが、
ホテルなら今度泊まる時の参考にするという名目で内部を見せてもらうことは可能だろう・・・と
ドアを開けてみると、ホールの周囲の壁にぐるりとタイルが市松状に貼られていた。
出てきたお兄ちゃんにちょっと中を見せてと言うと快く入れていただけた。
市松のタイルに近寄って見ると、それほど古いものではなさそうだな。まぁきれいに改装済みなのだろう。。
壁にはおしゃれな棚もあり、いい感じ。
衝立のように正面に配されたすりガラス付の壁の脇から奥へ入って行くと、広い光庭があった。
かなりゆったりとした空間。
さらに奥へ行くと２つ目の光庭があった。そこに造られた植栽の豊かな緑にまぎれるようにして、
小さな小屋が建っていた。
おや！？あれは・・・タイル貼りじゃないか！！しかも、きれいな水色の、マジョリカタイル！！
なんじゃこりゃぁ～～～～！！この美しすぎる小屋は～～～！！
これは元バスルームで、今は内部が改造され物置として使われているようだ。外側を覆うマジョリカタイルは
オリジナルで割れや剥がれもほとんどなく完璧に近い状態で残っている。素晴らしい！！
シンガポールでよく見かけたベルギー製の水色のタイルと雰囲気が似ているな。でもイギリス製かもしれない。
この小屋の上下と窓まわりはグリーンと白の市松模様のマジョリカタイルでボーダー状に縁取られており、
建物をホテルに改修したときにこの模様をピックアップして、手前の部屋の壁にタイルで繰り返したということか。
なかなかセンスがいいな。
あぁ～～っ！？あちらにももうひとつある！！竹製のロールスクリーンに隠れていたのを、ホテルの
兄ちゃんがロールアップしてくれて、全貌があらわに。
おお～～～っ、こちらも美しい全面タイル貼りだ～～～！！
ムラが味わい深いブラウンのタイルを背景に、花柄のタイルの額縁に囲まれたグリーンのレリーフタイルは、
２人の子供が背中合わせに座った、マラッカでもシンガポールでも台湾でも見たことないデザイン。
透明釉の濃淡が美しい～～～！これはイギリス製だろうな。
ドア横には、さっき服屋さんでも見たタイルの紫バージョンが。額縁のアールヌーボーの花柄タイルも
淡いピンク地がかわいいなぁ～
あぁ、大感激のHEEREN PALM SUITES。宿の兄ちゃんも親切だし、上質な雰囲気なのにお高くとまった感じもなく
好感度大。調べてみたら値段も全然高くない。まぁ、プリやババハウスに比べたらワンランク上だろう。
ただ客室は普通でシンプルなようだ。朝食をあの旧バスルームビューの中庭で食べられるらしいから、
次の機会に泊まってみるのもいいかも。・・・って何回マラッカ行くんだ！？（笑）
あぁおなかいっぱい。ありがとう～～～
マラッカにはアンティークショップもたくさんあり、ｍａｙｕｍａｍａさんが前にタイルを安値で買ったと言うので、
私は買うつもりはないが、シンガポールと値段がどのくらい違うのか興味が湧き見て回る。
朝は開いていなかったヒーレンストリートの店も開いていた。写真撮影禁止と書いてあったので
大人しく見ていたが、その店はタイルの品揃えが豊富で、タイルがはめ込まれた家具類も置いてあった。
台湾で見た家具とはまた違い、西洋家具に中国的な意匠を取り込んだようなカウンターなどで、
使われているタイルもまた台湾のものとは全く違うのに興味をそそられる。
貧乏たらしい日本人の小娘（実際はオバハンであるが・・・）が本当に買う客などとははなから思っておらず
万引きをしないか監視のためだけに（笑）私たちについてきていた店主に、写真を撮らせてくれないかと頼み込んで、
やれやれ仕方ないなと情を得て撮らせてもらう（笑）
マジョリカタイルはすでに相場が出来上がっていて、特別に珍しいものでなければどこの店もだいたい
同じような値段がつけられている。フルサイズのタイルが２８０～３００ＭＲ、８千円から１万円ぐらいか。
シンガポールのＬｉｍさんの店と比べてもあまり変わらないかな。世界的に相場があるのだろう。
ところで、面白い商売として、古いショップハウスで入館料を取って中で写真を撮り放題、という、
インスタ映えスポット提供施設をいくつか見かけた。結構高いし、どんなもんかわからないので入らなかったが、
店のお姉ちゃんと話していて、個人的に持っているタイルを売ってもいい、と言うので見せてもらった。
中国風の菊の花の模様のタイル。状態もよく、１００ＭＲと言われたが、ｍａｙｕｍａｍａさんは前回
１２００円ぐらいで買ったとか言うし、買わず。相場からするとだいぶ安かったと思うので、昔の私なら
迷わず買っていただろう。そしてタイル沼にハマっていたに違いない（爆）
その店のファサード足元のタイル。
続く。
