Carpe diem

最近は、とある欧州の島での多国籍な日々。

西渡海

2005年02月27日 | ロード・オブ・ザ・リングス
『王の帰還』のSEEを映画館へ観にいきました。
既に電話で予約できるプレミアシートは一杯で、
朝5時半起きの強行軍。それは史上最大の愛の(それはもういい)
ああ、本当にフロドには何度観ても泣かされます。
最初にWaterstone's(本屋)のポスターでイライジャ・フロドを見た時には、
「若っ」と衝撃の余りガラスにへばりついてしまったりもしましたが、
今は、あの吸い込まれそうな蒼い瞳の彼のフロドを見られて、
本当に良かったと思っています。
彼は世界を救ったのに、彼自身は救えなかった。
その澄明な哀しみが、彼の眼差しに良く表れているように思う。

因みに↑その時に、アルウェンも初めて見たのだが、
「この黒髪のエルフ誰だろー?」と素で悩み、
そうか、絵にも描けない美しさのエルフであることを表現する為に、
グロールフィンデルを女性が演じるんだな、髪の色変わっているけど
と勝手に自己完結したものだった。

しかし、あの荘厳な曲とともに、ミナス・ティリスの姿が現れたとき、
一人噴出し(損ねて変な声を出し)てしまいましたよ。
N氏宅のデネソール焼身自殺経路図を思い出して。

以下、連れとの会話。
M「psyさん、ここにいる人たちって、全員エルフ語喋れるんですか?」
p「は?喋れないでしょう。」
M「いや、だって尋常じゃないですよ、日曜の朝8時にこんなとこに来る人達ですよ。
『出て行け、この俄かファンめ!』とか言われないですかね?僕。」
p「っていうか、そもそもファンじゃないでしょ。」

観賞後-
M「色々と質問があるんですけど。」
p「私もありますよ。PJとか、脚本家とか、ノブル氏とかに。」
M「いいですか、教科書読んでない人間の言うことと思って聞いてくださいね。
あの王様、燃えながら走りすぎじゃないですか?」
p「王じゃないっていう致命的な間違いを犯していますが、
走りすぎなことは確かですよ。いいとこ突いています。」
M「あれ、城の中走っていますよね?城の人間何してるんです?」
p「・・・ほんとに痛いとこ突いてきますね。」
M「あの金髪の女の人と燃やされそうになった男、いつの間にできてたんですか?」
p「・・・私にも良くわかりません。」
M「なんで、アラルゴンが王様になるのに、サムは村人のままなんですか?
なんで、フロドは行っちゃうんですか?活躍した人が王になるんじゃないんですか?」
もうもう、何から説明していいのか、わからん。
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