ペットシッターブログ

アウエ~な日々

ペットのお仕事

2010-07-15 | その他
私はペットシッターになるまでに色んな仕事をしてきました。

若かりしころのバイトの話しです。






とあるペットショップで1年くらいバイトしてました。



仕事内容は...

トリミングの手伝い、
販売する子犬子猫の世話
ホテルで預かってるペットの世話
繁殖のためにお店で飼ってる犬猫の世話
接客
犬猫の送迎 


ありとあらゆる雑用係りです。






その中でたまに、亡くなったペットを引き取りに行き
ペット霊園まで搬送するという仕事もありました。



乗りなれない会社の車...。

簡単すぎる手書きの地図をもとに、
通話料の莫大な今とは比べものにならないデカイ携帯を持たされ
必要以外は電話するなと念をおされ
いざ、知らない土地へ...。





病的な方向音痴の私にとって、この仕事は苦痛でした。


方向音痴より何より、死んだペットを迎えに行くという
このテンションの下がる仕事が嫌で嫌で






遺体引取りは、ほぼ犬か猫。
たま~にウサギとか。




...ある日のこと。

引き取るペットの種類を聞き忘れて向かいました 





無事到着。


マンションだ。


ピンポーン!




まだ若いお母さんが出てこられました。


玄関先でいきなり号泣!


初対面の人間がいきなり号泣...。





十九、二十歳の若造が、気の利いた慰めなどできるはずもなく...
(今もできませんが




とりあえず引き取りをしなくてわ!





部屋の奥からダンボールに入れて持ってこられました。


そ~っと覗きこむと..








あ。ニワトリですね。



って ニワトリ!


えーーーーーーっ 




マンションでニワトリって...


しかもオス。





泣きながらニワトリの名前を呼び続ける飼い主さん。



名前は忘れもしません。

マイキー君。




預かるときのやり取りなんぞはまったく覚えてません。








なんとか無事にマイキー君をペット霊園へと取れて行きました。




帰り道...


ペットとしてニワトリ飼ってる人もいるんだ。
犬猫と同じように、大事に大事に可愛がってたんだ...。


やっぱり、から揚げは食べれないのかな...
火葬して骨は残るのだろうか...

などとボーッと運転しながらお店に帰りました。









そういえば私も、高校生の頃飼ってた熱帯魚が死んだとき泣いたなぁ。


私が親戚の家に遊びに行ってる間に、酔いちくれた父親が
水槽のヒーターのコンセントを抜いたのが原因だった。




真冬にだ。
アフリカの熱帯魚だ...そりゃ死ぬさ。


落胆した私に、帰宅後待っていたのは
新鮮なままサランラップに包まれ冷凍保存された熱帯魚。


解凍したら生き返るのか....。

失笑。






悪いことをしたと考えたすえに、オトンは1匹づつラップで巻いたのだろう。


責めはしなかった。



種類にかかわらず、ペットに対する飼い主の思いは大きいのです。





思いっきり話しがそれましたが、
ペットショップでの雑用バイトで色んなことがありました。


大変な仕事でしたが、ためになりました。




このペットショップのバイトの後、動物病院へ就職したしだいであります






わたくしごとで申し訳ないです








おまけ



サランラップに巻かれて凍っていた熱帯魚。

ゴールデン.ゼブラ.シクリッド (10㌢ぐらいの魚です)


愛称・ゼブちゃん。

仲間同士で縄張り争いばっかりの気の強い魚でしたが
手からエサも食べるカワイイやつでした。



ごめんよ ゼブちゃん






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