五次元世界へ誘う魂の道案内 ブログ

人の生き方・人生観は政治や事業にも通ず

弟子規 (22) 人が自分を賞賛している時は歓喜せず、人が自分の欠点を指摘したときには甘んじて受け入れる。このようにしていれば、正直で誠実な人がすこしづつ寄ってきて、良い交友関係を結ぶことができる。
http://www.epochtimes.jp/2016/01/25096.html

これは個人のみだけに当てはまるのではなく、団体とか組織の企業とか国家や地方自治体のトッブ・重臣の方々に対しても同様に言えます。
これは政治の世界とは無縁の様です。
企業でも実力や実績よりも太鼓持ちが重宝されて、出世街道に乗れる候補にいち早くなれる有様です。
現実には特に政界や官僚や財界や地方自治体などの権力者とか上層部にいる者は、政権に取って都合の悪い本当のことを鋭く分析し指摘したり糾弾したりすると、目障りで実現を阻む邪魔な存在として政治的な謀略を企てて、政府の関係者から官邸の毒牙にかかって痴漢騒ぎなどの事件を捏ち上げられたりして逮捕される場合とか、地位や名誉の信用を失墜されるデマを流して社会的に葬り去ることも有ります。
植草教授の事件が報道されていた頃に、近くの大学生を持つ親御さんは「政府を怒らせると本当に怖い、ヤクザより酷い」と話されていました。
政治家の闇を追って週刊誌などで暴露することに躍起になっているジャーナリストなどは、弾圧・迫害とか危害を受けたり、変死することも有ります。
正義感を振り翳して政界入りした新人政治家で、先輩の不正などを咎めたり、告発しょうとすれば逆に巧妙な罠に嵌められて追放され、塀の中で侘しく哀れに生きている人もいます。

現状は赤信号、皆で渡れば恐くない式になっているようです。
これでは、国家の中枢に有って国民に規範を示す立場であるべきなのに、利己的で驕りや高ぶりを始め誤った政策を推し進めて顧みることもしないでは、何時しか腐敗とか堕落が蔓延り様々なトラブルが生じて来て躓き、やがて行き詰まります。
多くの政治家や官僚や財界の皆さんは、どちらかと言うと利己的で私腹を肥やす事を優先して、一部はその特権的な権限を利己心に乱用しているように思え、迎合主義の癒着や事勿れや不正がまかり通り、政治や経済や社会が大きく乱れて荒廃しても、今が良ければいいと考えて生きている人が多く、直面する様々で面倒な問題を避けたりして現状を直視したくないのかもしれません。
だから確かな思考や判断が出来ずに、結果的に間違った政策を執ることになる様です。
これは、一般にも言える事ですが、多くの人は無意識の内に様々な問題を無造作に受け止めている為に事象を深く考えずに対処し処理しているから、物事が順調に進んでいたり、些細な問題の内は見過ごして何とも思わないものです。
でも、様々な事象に対する観方から正しく分析して判断するという基準が確りしていないと、大切な政策とか方針とか人生の進むべき道を「見誤る」わけです。
「何か変だ?」と気づいた時には大事になっていて遅いものです。

皆が信じている政治や経済学は、社会組織の原理を研究して起った科学的な方法で確立された思想の結果ではなく、人間の自己保存の本能から発達した利己心に基づく感情の結果であり、愛念・利他に乏しく歪みや矛盾もあり大きな欠陥を含んでいるのです。
つまり、国造りは人造りからと云われているように、一番に大切な事柄は人物の資質でしょう。
人の真心や愛念が総ての物事を成し遂げて行くからです。
国政や自治体に携わる政治家や官僚の皆さんの人格や人生観(生き方)が政策には如実に反映されて、広範囲に及ぶ影響力で国民の生活にまで左右されますから、正しい学問と教育を確立して立派で高い人格や徳を備えた人物を育成し揃えることが大切です。
人として人格や品性はレベルの高い人物が政治を執らない限り、国も社会も良くならないような気がします。
一般に人が利己主義に陥るのは、誤った学問と教育によると言われています。
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