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自動車整備士の日常

完成検査(少し長文です汗)


車両継続検査(車検)は分解整備をして完成検査を合格して初めて車検証が交付されます。今回は完成検査をアップしたいと思います。


企業様車両、三菱、ローザーです。
この車両の完成検査合格までの流れを見てみます。(合格するかドキドキ💦!(^^;))


まず、検査コース内に車両を入れて、前輪後輪のブレーキテストから始まります。


ブレーキペダルを思いっきり踏み込んでタイヤをロックさせ、制動力図ります。既定の制動力の数字が出なけれがNG。もちろん合格です。


次に、スピードのテスト。運転席のメーター内と検査機器の数字が既定以内でないとNG。もちろん合格です。

ちなみに、ブレーキの数字とスピードの数字をここで読み取ります。


ブレーキとスピードが合格したら、そのまま進んで今度はサイドスリップ(トーイン、トーアウト)の検査。

今、前輪タイヤが乗っている場所。ここで左右どちらにタイヤが向いているか分かるんです。(左の水色の四角いのが計測器)検査員が覗いてみてますね💦
もちろん合格。


今度は、ライトの検査。覗いているのは、車両がまっすぐになっているかを見ています。それによって検査機器を調整です。


検査機器と車両をまっすぐに合わせたら、ヘッドライトの中心を合わせます。
上下と左右ですね。

検査機器を車両に合わせたら、検査機器に付いているメモリ(数字)で車高が低くないか、高すぎてないか等を確認。

継続検査記録簿に記入。

ライト調整する場所を確認して

検査機器を見ながら調整です。


次に、灯火回りを点検。


音量テスト。


排気ガスのテスト。


ホイールナットの点検。


車両の下回りの点検。オイル漏れ、ゴム製部品の点検。ボルトナット等のゆるみの点検。厳しく検査です。もちろん合格。



検査機器での作業が終えたら、事務所内で数字の計算等書類をまとめて、正式に車両継続検査合格となります。

自社は民間車検場となっていますので、車検証の代わりになる、保安基準適合証と言う書類で公道を走行していただいてます。
2週間以内には正式な車検証がお渡しできます。

一口に「車検」と言っても、
「受付、引き取り、分解整備、完成検査、納車」
みんなで協力しないと・・・・ですね(^^;)


今回完成検査をしていただい検査員の方は、自分が入社した当初1から仕事を教えてくれた方です。今でも時々相談に載っていただいてます。当時は鬼のな方でした💦(今で言うパ〇ハ〇かな?(笑))
いい思い出ですね(笑)


 また、よろしくお願いします。







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