熊本の社会保険労務士・山下のブログ!

社労士の筆者が日々感じていることや経営者の方から聞いた人事についてのちょっといい話やよく尋ねられる相談内容を掲載!

就職難でも大企業志向、中小企業のメリット周知課題

2011-02-13 22:37:50 | 新聞・ニュースへのコメント

2/9 日経新聞から↓↓

今春卒業を予定する大学生の
就職内定率は
2010年12月時点で68.8%と、09年の
同時期を4.3ポイント下回り過去最低と
なった。


ただ就職情報サービスのディスコ(東京・文京)に
よると、
中小企業の選考に応募した学生は
全体の5割強にすぎない。
採用意欲の高い
中小に、大企業志向の強い学生の目を向けさせるため、
国などの対策が広がり始めている。


そのひとつが
厚生労働省と文部科学省が
実施する「卒業前最後の集中支援」。



中小企業を主な対象とする就職面接会を、
3月末までに全国で計135回開く。
こうした場を活用し、自社の強みや経営の安定性、
少人数ならではの仕事のやりがいなどをどうPR
するかが中小の課題になる。



中堅以下の大学や地方大学の学生の内定率は
特に低く、3月まで諦めずに就職活動を続ける
人も多いという。



地方の中小には、内定率の低い地元の大学との
結びつきを強める活動も重要だ。中小への就職では
学生の親が難色を示す場合もある。そのため、
「親を対象にした内定者懇談会なども必要では
ないか」(就職支援会社)との指摘も出ている。


以上↑↑

この記事を読まれて皆様
どう思われたでしょうか?

私は、就職難だからこそ、学生は大企業の持つ安定
のイメージに惹かれ、大企業に目が向いているので
ないかと考えます。


この傾向は、優秀な人材の大企業集中、
大企業=東京、大阪等の都市圏の人材の集中

さらなる中央と地方の格差を増長するのでは
ないかと考えます。


プラスとしてとらえるとすれば、就職難なので
大企業におしくも採用されなかった優秀な学生を、

一から育てるだけの体力をつけた中小企業であれば
採用するチャンスだともいえます。


先日ブログでご紹介させて頂いた、高校生対象の
就職フェアのように自社のアピールをいかにうまく
できるかが決め手になってくると思います。


またそうした活動を支援していくことが、今後の
社会保険労務士事務所の役目の一つだと
考えます。


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