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もうひとつの視点

「いつの時代も真理は少数から始まった」

残業手当なしで耐えてきた定年教員たち

2024年11月04日 | 日常

 政府は、公立学校教員に残業代を支給することを検討するという。

 最近の教員は、昔の教員に比べて仕事量が減り残業時間もかなり減った。40~50年前は、研究、研修、会議、学校行事の繰り返しで、放課後の学校対抗の競技指導も1カ月ほど暗くなるまで毎日放課後に行われた。夕食は近くの食堂で食べ、学校に戻って仕事をし、夜の11ごろ帰宅していた。土日は毎週学校に行き、平日にこなせずたまっていた仕事を朝から夕方までやっていた。それで残業手当は無しだった。パワハラや暴力(年上の教員からのもの)、からかい、嘲笑なども日常のことで、若い時は宴会で強制的に一発芸をやらされ、食べていると酔った上司のパンツが飛んできた。二次会や三次会への参加も強制だった。酔った上司の説教は、筆舌に尽くしがたいものだった。地獄のような職場であった。ちなみに、私は県内の研究先進校や基幹校ばかりの勤務だったので、少人数の学校や地方ののどかな学校の教員は、それほどつらくは無かったと思われる。

 ここ10~20年は、以前に比べてかなり質量ともに教員の仕事内容や職場環境が改善され、夜の8時前には多くの教員が帰られるようになった。様々なハラスメントもかなり減り、最近の教員は天国だと思う。それで残業手当が出るようになるという。世の中は不合理でいっぱいだ。

 これまで残業手当なしで夜遅くまで働いてきた60~80歳くらいの元教員は、なんだったのだろうか。さかのぼって残業手当くらいは出してもらいたいものである。

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