お琴の音色が大好きで、昔の「カセットテープ」で良く聞いていました。
そこで、小学生の時の思い出を…!
下校途中の寄り道で、3〜4階の小さな部屋が並んだ建物が有り、そこを通る時に、微かに琴の糸の音が聞こえてました。
その頃は琴に興味は全く無くて、ただ流れる音に「琴」と言う他は有りませんでした。
ある日、又「施設」を通りかかったら、
一階の部屋で、細くて小さな女性が琴を引いてました。
「この人が引いていたんだ」と思い、思い切って話しかけてみたら、心良く、演奏して頂く事と成りました。
その音色は上手では有りませんでしたが、とても悲しく繊細で、美しく、心を引かれました。
演奏が終わって、「又、必ず来てね」と言われ、
何日かして足を運びましたが、もうその人は居ませんでした。
随分時が過ぎて、分かった事ですが、
その施設は、DVなどで(その頃そんな言葉は無い)
逃げた方達の施設と聞きました。
そういえば、目の縁や腕がアザだらけだった記憶が鮮明に有りました。
少しお話もした中で、病気なのかと尋ねたら
悲しそうに「違うけど、そうかも」と答えた曖昧さが、今でも忘れられません。
最近CDで又、お琴を聴きたしたので思い出したのでした。
そこで、小学生の時の思い出を…!
下校途中の寄り道で、3〜4階の小さな部屋が並んだ建物が有り、そこを通る時に、微かに琴の糸の音が聞こえてました。
その頃は琴に興味は全く無くて、ただ流れる音に「琴」と言う他は有りませんでした。
ある日、又「施設」を通りかかったら、
一階の部屋で、細くて小さな女性が琴を引いてました。
「この人が引いていたんだ」と思い、思い切って話しかけてみたら、心良く、演奏して頂く事と成りました。
その音色は上手では有りませんでしたが、とても悲しく繊細で、美しく、心を引かれました。
演奏が終わって、「又、必ず来てね」と言われ、
何日かして足を運びましたが、もうその人は居ませんでした。
随分時が過ぎて、分かった事ですが、
その施設は、DVなどで(その頃そんな言葉は無い)
逃げた方達の施設と聞きました。
そういえば、目の縁や腕がアザだらけだった記憶が鮮明に有りました。
少しお話もした中で、病気なのかと尋ねたら
悲しそうに「違うけど、そうかも」と答えた曖昧さが、今でも忘れられません。
最近CDで又、お琴を聴きたしたので思い出したのでした。