謹賀新年。
2011年はいろいろと考えさせられる年だった。
人の命や家族を守るということについて、(当時は扶養に入っていた身だったこともあり)阪神大震災の時にはまだ漠然としか感じていなかった。
家庭を持った東日本大震災では、家族の守り方について再考した。
7月には次男という新たな家族が増え、命を守ることに使命を感じた。
2011年の暮れは、関西の実家で、守るべき家族とともに過ごした。
幸いにも両親が健在で、実家で、二人慎ましく暮らしている。
実家には住んだことがなく土地勘もないが、親が子を迎える場所、子が親を思う場所、そこはまちがいなく「ふるさと」なのだろう。
両親がそう思ったかどうかは知らぬが、自分の子には、「ふるさと」をつくってやりたい。
写真は、実家の庭からGX100で撮った大晦日の夕暮れ。