

鎌倉投信の運用報告会に行ってきたので軽く書いておく。
運用報告会というのは結2101を持っている人対象に運用状況を説明するものだ。
私の投資額は小額なのでお任せでいいのだが興味があったので1度聞いてみる事にした。
1.ドーンセンター

場所は天満橋にあるドーンセンター。テレビ大阪の隣にある。初めて行く所なのだが大阪城の近くのオフィス街で便利な所にある。
少し早く着いたので1階のロビーで休む。オフィス街のせいか土曜日なのに人が少なく静か。
5階のセミナールームなのだが小さい部屋ながら机が円弧状&階段状になっていて非常に説明資料が見易かった。
椅子も快適で2時間の説明も疲れる事無く聞けた。
普通のパイプ椅子でも文句を言う事も無いと思うが快適な所だと気分良く聞ける。
2.新井さん

部屋に着いて座っていると運用責任者の新井さんが名刺を持ってあいさつに来てくれた。
にこやかな表情。こういうのも直販ならではの対応か。
話し出すと大学教授のようによどみなく話してしゃべるのがうまい。
参加者は40名程度でほぼ部屋が埋まっていた。
他に管理部門の人と運用の若手の人が居て合計3人の人がいた。
3.説明内容

もう少し詳しく書けますがこの辺にしておきます。興味のある人はファンドを買って直接聞きに行って下さい。
・リスク管理の話。相場がかなり上がっているので先物利用を検討中(目標リスク10%)。
・しくみにこだわる。安易な変更をすると継続できない。予測による投資はしない。
・直近の成績でTOPIXに後れを取った話。
・資産規模があるレベルに達したら新規申し込みを停止するのを考えている。
・みらい教育研究所破綻件の説明(時間を取ってかなり詳しかった)。
・日本環境設計の話(リサイクルでエタノール作成、分別不要)。
・エフピコの経営支援の話(芽室町の農業)。
・追加投資を控えている企業の話(株式の比率の問題が2社、社長の方針の問題が1社)。
・某テレビ局出演の話。本の出版の話。
4.個人的感想

運用状況と個別企業の説明が半々位でバランスは良かった。
最も気になったのはリスク管理の事で日経平均が上がり過ぎているので対策で先物を利用するのを検討している事。
これは既に他のブロガーさんが書いている事なのだが、リスク対策には興味があるので印象に残った。
私のような個人レベルのリスク対策は現金レベルを上げるのが普通だがファンドの場合は必ずしもそれは使えないようだ。
実際に使えるかは別として他の人の意見を聞くのは勉強になる。
個別株やインデックスの場合は自分でやる事になるのだが、経験が無い場合うまくできるかは疑問がある。
まあ、どちらを選ぶかはその人の自由だけど。
他にはいくつかの会社について色々と説明していたが余り興味が無いのでふーんという感じで聞いていた。
個別株の好きな人は楽しめるのではないだろうか。
この運用説明会以外に鎌倉投信と結い 2101の「ご案内」と「受益者総会」があるようだがおそらく
ご案内は概要とか理念が中心で受益者総会は個別企業の説明が中心になると思われる。
私にとってはこの運用報告会がちょうど良いと思われるので年1回位は聞きたい気がした。

