東京の桜は、すっかり散ってしまった。このごろちょっとお疲れモード。
今年はめずらしく、花粉と黄砂に悩まされた。明らかに弱ってる...気がするだけか?
仕事が夜からになり、ぽっかりあいたので、3か月点検×2台に挑戦。
弊社の最寄のディーラーは忙しいらしく、当日のお願いは、まず聞いてくれない。
かと言って、前もって予約するのも、弊社ではむずかしい。3か月点検も、ハイエースクラスまでなら社内で何とかできますが、マイクロバスとなると、タイヤホイールを外すところで諦めざるを得ない。
なので、相談に乗ってくれるロケバス密着型の業者さんにお願いする事が殆ど。しかし、さすがに今日は忙しいみたい。
ディーラー系のサービスフロントにかたっぱしから電話。中でも、割と相談に乗ってくれたのが、深〇サービスセンター。
この日、朝電話したら「今日は予約でいっぱいです!明日なら...」と断られましたが、「15:00から作業できそうです!」とわざわざ連絡をくれた。弊社からはそこそこ離れてますが、その心意気に惹かれ、お世話になる事に。
3か月点検と冬タイヤ→夏タイヤで、「作業時間は?」の問に、「2時間位で終わると思います。」
3時間ちょっとかかって点検終了。弊社までの帰路の途中、携帯が鳴り、「急なんですが...」と聞きなれたフレーズ。やっぱり明日か....。明日? 手帳見ないとわからないので、「折り返し連絡します。」とスケジュールを確認。
....数日前のキャンセルでぽっかり空いていた。「大丈夫ですよ!どの様な内容ですか?」と折り返す。
「広報車のドライバーをお願いしたいんですが...」 8:45から2,3時間で終わる楽な仕事。しかし、車は”フェラーリ”だった。
ひき受けはしたものの、内心『大丈夫かな?』 ひと昔前にフェラーリは運転が難しいと聞いた事がある。
さて、日は明けて当日。 8:45の待ち合わせより少し早く着いた六本木。ミッドタウンのエントランスのベンチに座り、時間を見計らって担当様に電話した。
「今、待ち合わせのスターバックスの前にいます。」と私、「私も今、下りたところですが、、、どちらのスターバックスですか?」と担当様。
『やってしまった!』 指定された待ち合わせ場所は、六本木ヒルズのスターバックス。僕が居るのは、ミッドタウンのスターバックス。
わざわざメールまでいただいてたのに、すっかり勘違い。なんでこんな事に... 「すみません!すぐに伺います。」 朝から、おっさんが街ナカをダッシュ。
運動能力は低下してるが、焦ってるからか? 結構走れてしまった。「ゼェゼェ」しながら最後の階段をのぼり、真の待ち合わせ場所へ。
「ほんとにすみません。私の勘違いでした。」とお詫び。 「大丈夫ですよ。」と、担当様は笑顔で対応。有難し。
朝からテンパったところで、いよいよ駐車場に案内された。フェラーリばかりが、数台並んでいる。まあ、あたりまえ。
「フェラーリを運転された事は?」と聞かれ、「初めてです。」と胸を張って答える。
拝借する車の運転席に座らせてもらい、「では、操作方法からご説明しますね。」と担当様。有難し。
エンジンスタートのスタートからレバー操作など一通り教わる。ハンドルに連結されているシフトレバーを動かそうと思ったところで、うっかりワイパーのレバーを引いてしまい、「ピュー」とウインドーウォッシャー液を発射。初心者まる出し...仕事を増やしてしまった。
慣れてない車。担当様に聞きながら復習を繰り返し、オートマチックモード以外は使わないと心に決め、いよいよ出発。
左右のサイドミラーを何度も確認し、担当様に誘導していただき、恐る恐るアクセルを踏む。車両間隔がまったく分からない。
「行ってらっしゃいませ!何かありましたら、何時でも連絡ください。」担当様とも、いよいよここでお別れ。不安はつのる...
体中に響くエンジン音が心地良い。ゆっくりゆっくり感覚を確認しながら、駐車場の出口に進む。後ろに車がいないのは幸いだった。
3,000万超えの重圧。保険に入っているとは言え、緊張せずにはいられない。
目指すは外苑。丁度今が集合時間。『まっ、いいか...』 いよいよ公道に出ると覚悟は決まった。
公道に出てビックリ!とても運転しやすい。なめらかなシフトアップ(オートマチックモードなので...)。先入観とはえらい違いだ。
アクセルの踏み応えもいい。『いいなこれ』 流石いつかは乗りたい車。
感動している間に、現場到着。撮影チームはスタンバイ済み。
「遅くなりましたー。」と思ったら、主役の到着は、私より後だった。結果良し。
今日は「ちょい悪!」のファッション撮影。車をフルオープンにしてモデル撮影の2カット。
撮影中は、カット変りの時に車の向きを反対にしただけ。後は傍観者的に見学。
現場到着から1時間程ほどでお役目御免。「お疲れ様でした!」と、現場を後に。
せっかくなので、オープンのまま返却に。風が心地良い。
このまま何処か走ってみたい気もするが、この緊張感からは早く抜け出したい。
『もうちょっとだけ現場が遠ければ良かったのに!』
流石フェラーリ。信号待ちなど視線を感じる。
ただ運転してるのは、車とは不釣り合いな,マスクおやじ。その視線は、ちょっと痛い...
さて、ガソリンをいれないと... 車高の低い車なので、縁石等の、ちょっとした段差を乗り越える時には、細心の注意が必要だ。
都心部のガソリンスタンドは、あまり広くはない。スタンドのお兄さんに誘導してもらいながら、無事給油完了。
駐車場に着き、最後の難関。車庫入れ。隣の車もフェラーリ。この日一番の山場かもしれない。
車幅の割には、駐車場の幅が狭い。切り替えしを繰り返し、センサーの音にビクビクしながら、何とか綺麗に駐車出来ました。
とりあえず、『ほっ...』 担当様に連絡して最終確認。
「お車どうでした?」と担当様。「思ったより運転しやすかったので、ビックリでした。」と私。
「ただ、お値段のせいか、運転している時の緊張感は、ハンパじゃなかったです。」と本音もちらり。
お世話になった担当様と別れ、広場のベンチで一休み。
いつかは乗りたい車フェラーリ。買うにも覚悟。乗るにも覚悟。
お金持ちは別として、手に入れるにはそれなりの器が必要だと実感しました。
貴重な経験。ありがとうございました。
フェラーリ・カリフォルニア 是非!!
今年はめずらしく、花粉と黄砂に悩まされた。明らかに弱ってる...気がするだけか?
仕事が夜からになり、ぽっかりあいたので、3か月点検×2台に挑戦。
弊社の最寄のディーラーは忙しいらしく、当日のお願いは、まず聞いてくれない。
かと言って、前もって予約するのも、弊社ではむずかしい。3か月点検も、ハイエースクラスまでなら社内で何とかできますが、マイクロバスとなると、タイヤホイールを外すところで諦めざるを得ない。
なので、相談に乗ってくれるロケバス密着型の業者さんにお願いする事が殆ど。しかし、さすがに今日は忙しいみたい。
ディーラー系のサービスフロントにかたっぱしから電話。中でも、割と相談に乗ってくれたのが、深〇サービスセンター。
この日、朝電話したら「今日は予約でいっぱいです!明日なら...」と断られましたが、「15:00から作業できそうです!」とわざわざ連絡をくれた。弊社からはそこそこ離れてますが、その心意気に惹かれ、お世話になる事に。
3か月点検と冬タイヤ→夏タイヤで、「作業時間は?」の問に、「2時間位で終わると思います。」
3時間ちょっとかかって点検終了。弊社までの帰路の途中、携帯が鳴り、「急なんですが...」と聞きなれたフレーズ。やっぱり明日か....。明日? 手帳見ないとわからないので、「折り返し連絡します。」とスケジュールを確認。
....数日前のキャンセルでぽっかり空いていた。「大丈夫ですよ!どの様な内容ですか?」と折り返す。
「広報車のドライバーをお願いしたいんですが...」 8:45から2,3時間で終わる楽な仕事。しかし、車は”フェラーリ”だった。
ひき受けはしたものの、内心『大丈夫かな?』 ひと昔前にフェラーリは運転が難しいと聞いた事がある。
さて、日は明けて当日。 8:45の待ち合わせより少し早く着いた六本木。ミッドタウンのエントランスのベンチに座り、時間を見計らって担当様に電話した。
「今、待ち合わせのスターバックスの前にいます。」と私、「私も今、下りたところですが、、、どちらのスターバックスですか?」と担当様。
『やってしまった!』 指定された待ち合わせ場所は、六本木ヒルズのスターバックス。僕が居るのは、ミッドタウンのスターバックス。
わざわざメールまでいただいてたのに、すっかり勘違い。なんでこんな事に... 「すみません!すぐに伺います。」 朝から、おっさんが街ナカをダッシュ。
運動能力は低下してるが、焦ってるからか? 結構走れてしまった。「ゼェゼェ」しながら最後の階段をのぼり、真の待ち合わせ場所へ。
「ほんとにすみません。私の勘違いでした。」とお詫び。 「大丈夫ですよ。」と、担当様は笑顔で対応。有難し。
朝からテンパったところで、いよいよ駐車場に案内された。フェラーリばかりが、数台並んでいる。まあ、あたりまえ。
「フェラーリを運転された事は?」と聞かれ、「初めてです。」と胸を張って答える。
拝借する車の運転席に座らせてもらい、「では、操作方法からご説明しますね。」と担当様。有難し。
エンジンスタートのスタートからレバー操作など一通り教わる。ハンドルに連結されているシフトレバーを動かそうと思ったところで、うっかりワイパーのレバーを引いてしまい、「ピュー」とウインドーウォッシャー液を発射。初心者まる出し...仕事を増やしてしまった。
慣れてない車。担当様に聞きながら復習を繰り返し、オートマチックモード以外は使わないと心に決め、いよいよ出発。
左右のサイドミラーを何度も確認し、担当様に誘導していただき、恐る恐るアクセルを踏む。車両間隔がまったく分からない。
「行ってらっしゃいませ!何かありましたら、何時でも連絡ください。」担当様とも、いよいよここでお別れ。不安はつのる...
体中に響くエンジン音が心地良い。ゆっくりゆっくり感覚を確認しながら、駐車場の出口に進む。後ろに車がいないのは幸いだった。
3,000万超えの重圧。保険に入っているとは言え、緊張せずにはいられない。
目指すは外苑。丁度今が集合時間。『まっ、いいか...』 いよいよ公道に出ると覚悟は決まった。
公道に出てビックリ!とても運転しやすい。なめらかなシフトアップ(オートマチックモードなので...)。先入観とはえらい違いだ。
アクセルの踏み応えもいい。『いいなこれ』 流石いつかは乗りたい車。
感動している間に、現場到着。撮影チームはスタンバイ済み。
「遅くなりましたー。」と思ったら、主役の到着は、私より後だった。結果良し。
今日は「ちょい悪!」のファッション撮影。車をフルオープンにしてモデル撮影の2カット。
撮影中は、カット変りの時に車の向きを反対にしただけ。後は傍観者的に見学。
現場到着から1時間程ほどでお役目御免。「お疲れ様でした!」と、現場を後に。
せっかくなので、オープンのまま返却に。風が心地良い。
このまま何処か走ってみたい気もするが、この緊張感からは早く抜け出したい。
『もうちょっとだけ現場が遠ければ良かったのに!』
流石フェラーリ。信号待ちなど視線を感じる。
ただ運転してるのは、車とは不釣り合いな,マスクおやじ。その視線は、ちょっと痛い...
さて、ガソリンをいれないと... 車高の低い車なので、縁石等の、ちょっとした段差を乗り越える時には、細心の注意が必要だ。
都心部のガソリンスタンドは、あまり広くはない。スタンドのお兄さんに誘導してもらいながら、無事給油完了。
駐車場に着き、最後の難関。車庫入れ。隣の車もフェラーリ。この日一番の山場かもしれない。
車幅の割には、駐車場の幅が狭い。切り替えしを繰り返し、センサーの音にビクビクしながら、何とか綺麗に駐車出来ました。
とりあえず、『ほっ...』 担当様に連絡して最終確認。
「お車どうでした?」と担当様。「思ったより運転しやすかったので、ビックリでした。」と私。
「ただ、お値段のせいか、運転している時の緊張感は、ハンパじゃなかったです。」と本音もちらり。
お世話になった担当様と別れ、広場のベンチで一休み。
いつかは乗りたい車フェラーリ。買うにも覚悟。乗るにも覚悟。
お金持ちは別として、手に入れるにはそれなりの器が必要だと実感しました。
貴重な経験。ありがとうございました。
フェラーリ・カリフォルニア 是非!!
