過酷な仕事が原因で亡くなる「過労死/過労自死」が社会問題となり、昨今では「働き方改革」が盛んに提唱されています。それでも、長時間労働やパワハラはなくならず、労働者が命を失ってしまうという痛ましいニュースは後を経ちません。
さらに、過労死・過労自死が労災として国に認定されるには高いハードルがあることから、実際に労災認定された件数(※)は全体からすると氷山の一角だと考えられます。
※業務における過重な負荷による脳・心臓疾患と精神障害、これらを原因とする死亡は「過労死等」と定義されています。厚労省によると、2020年度の「過労死等」の労災認定(支給決定)件数は802件で、うち死亡(自殺未遂を含む)件数は148件となっています。
身近な人が過重労働により突然亡くなってしまった場合、家族や友人には何ができるでしょうか。
本来、企業には働く人が健康を害したり命を落とすなどということを防止する義務があります。企業の責任を問い、再発防止につなげるにはどうしたらいいのでしょうか。
今回のオンラインセミナーでは「過労死・過労自死」をテーマに、労災申請や会社への損害賠償請求、労働組合の役割について、多くの過労死事件に取り組んでいる田巻紘子弁護士に解説していただきます。
また、セミナーの後には希望する方から無料労働相談もお受けします。
ぜひご参加ください。
セミナー詳細
職場で労災事故にあったり仕事が理由で病気になったとき、対処をするうえで労災や労働法に関する知識が役に立ちます。本セミナーでは、労災について知っておいてほしい基礎知識や関連法令、対処法について、労働組合の専門スタッフや労働弁護士が分かりやすく解説します。
<日時>
3月19日(土)14:00~15:30
<場所>
オンライン(Zoom)
<講師>
田巻 紘子(たまき ひろこ)弁護士(弁護士法人名古屋南部法律事務所)
<参加費>
無料
<対象>
労働者、テーマに関心のある方
<主催>
NPO法人POSSE
<共催>
労災ユニオン
リンク先の申し込みフォームからお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdHHCFhi1fzoZA9HNWQMKt8qvFakc1oCJM7jphHhX4g6PolGg/viewform