NPO法人POSSE(ポッセ) blog

12/12、今年度新卒社員の方を対象に無料労働相談ホットラインを開設します!

今年度新卒社員の方を対象に無料労働相談ホットラインを開設します!


 NPO法人POSSEの相談窓口には、入社後半年を経た10月以降、今年度の新卒社員の方から相談が相次いでいます。入社してから、色々とおかしいと思うことがあったけれど耐えてきましたが、「これ以上は限界。来年以降続けていけない・・・。」という声が寄せられています。
 中でも過労死ラインである月残業80時間を超えた過酷な労働条件の下で、心身を破壊されてしまった深刻な相談も多くあります。
そこで、私たちNPO法人POSSEでは2015年度の新卒社員の方を対象に下記の通り、無料電話相談ホットラインを開催します。

日時:12月12日(土)18~22時
主催:NPO法人POSSE
電話番号:0120-987-215(通話無料)


「毎日残業で疲れた」
「残業代でないのに残業させられる」
「いつまで続くのか、このひどいパワハラ・・・」
「頑張って就活したんだから、簡単には辞めたくないけれど、もう限界」
「このまま働いていても未来が見えない」

このような様々な職場の悩みに専門のスタッフがお答えします。どうぞお気軽にお電話ください。相談は無料、秘密は厳守いたします。

【今年度新卒社員の相談事例】
① 大手コンビニ正社員(22歳、女性)
 大学卒業前の今年2月からアルバイトとして研修が始まり、4月からは正社員として雇用されたました。5月までは残業などもあまりなく、頑張っていこうと思っていましたが、慢性的な人不足の店舗に異動して以降、朝8時から夜22時までの長時間労働が続くようになりました。正社員は店長と私だけで、アルバイトのシフトの穴埋めもしなくてはならず、休日も減ってしまいました。月の残業時間は100時間を超えていましたが、残業代は固定残業代分としてごく一部しか支払われませんでした。8月からは立っていて足が震える、常に睡魔に襲われるなどの症状がひどくなり、POSSEに相談しました。医師の診断を受けたところ、精神疾患の診断を受けて休職を余儀なくされました。
 → 労働組合を紹介し、休職と同時に労働条件の改善、未払い賃金の支払いを求め、
   団体交渉をスタートしました。本人の納得できる水準で解決しました。

②飲食店・調理師(22歳、女性)
 大学卒業後、日本料理の技術を磨き海外の日本料理店で働くことを目指して、入社しました。職人気質の職場で、朝8時半から夜22時半までという過労死基準を上回る長時間労働だったが、その分の残業代は一切支払われませんでした。めまいや倦怠感といった症状が出始め、徐々に体も限界に近づいてきたため、退職を決意しました。退職後に、会社に体調不良を招いた責任や未払い残業代を支払ってもらいたいと思い、POSSEへ相談。
  → 労働組合を紹介し、会社に団体交渉を申し入れをしました。環境の改善と残業代
    の支払いが約束されました。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「イベント告知」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事