コトありで考えたこと

修了してからの生活

人間の五感と記憶は、密接に結びついていると
聞いた記憶がある。

よく聞いていた音楽が聞こえたら、
初めて聞いたときは何をしていたのか、
この曲を好きになったきっかけを思い出す。

食べ物であれば,見た目やにおいなどで
それにまつわる思い出がよみがえることもある。

真偽は定かではないが,勉強においても
暗記したことを思い出すのにも役立つそうだ。

例えば、車の中で親が流していた曲、作業用BGMだと
紹介されているのに勉強が全く進まない曲、水族館の
ヒトデやウニがいた水槽のにおい、幼いころねだった
スープのにおいと味、書ききれないほどの事柄によって、
今まで様々なことを経験してきたのだと思い出すことが
できることがとても喜ばしく感じる。

しかし、日々積み重ねてきた記憶が、これほどまでに尊く,
ありがたく、かけがえのないものであると気づくことができた。

地元を離れて就職することになり、家族や友人の声が
聞こえる距離にいないことは何よりもさみしく感じられる。

それに押しつぶされそうになる時も増えるだろう、
そんな時に知った曲や食べ物で、次に会える時まで、
また会えるからという希望を胸にしまい込んで
生活していこうと思う。

 

(3月30日 ウロミフ記)

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