東レ(本社:東京都中央区、社長:日覺昭廣は、このたび、環境・エネルギー分野の総合技術開発拠点として「E&Eセンター」(Environment&Energy Center)を創設します。その基幹組織として、2011年1月に「環境・エネルギー開発センター」を当社・瀬田工場(滋賀県大津市)に新設します。
東レは2008年に「全ての事業戦略の軸足を地球環境におき、持続可能な低炭素社会の実現に向けて貢献していく」との経営方針を打ち出して以降、LCM(ライフサイクルマネジメント)に基づく環境経営を実行し、自社におけるGHG(温室効果ガス)排出量削減とともに、ライフサイクル視点での地球環境問題へのソリューション提供を進める「グリーンイノベーション」を推進しています。
具体的には、2020年近傍において、環境貢献度の高い「環境配慮型製品」の売上高を1兆円とする事業拡大と、自社製品のライフサイクルでのGHG(温室効果ガス)削減貢献度を示す「CO2削減貢献度」を20倍以上とする長期経営目標をそれぞれ掲げ、“Chemistry”(化学)を核とする当社コア技術を駆使した「グリーンイノベーション」事業をグローバルに展開し、将来の飛躍的成長に向けた基盤づくりを推進しています。
「E&Eセンター」の創設は、この「グリーンイノベーション」を加速するための施策の一環であり、特に「環境・エネルギー分野」の研究・技術開発力の強化を狙ったものです。
東レは「E&Eセンター」を、東レグループ全体にまたがる環境・エネルギー分野の技術連携拠点と位置づけ、当該分野の研究・開発機能を戦略的に融合することで、グループ総合力を活かした技術開発力を抜本的に強化し、新規事業の創出・拡大を推進していきます。
「E&Eセンター」は、2009年に発足した社長直轄の「地球環境事業戦略推進室」と連携し、当該分野で必須の戦略となるオープン・イノベーション(外部連携)を推進することで、ダイナミックな事業創出とビジネスモデルの革新を加速します。
「E&Eセンター」は、2011年1月1日付で新たに設置する「環境・エネルギー開発センター」を基幹組織として、当社・先端材料研究所と国内外のグループ関係会社(東レエンジニアリング)、東レフィルム加工、東レ・プレシジョン、東麗繊維研究所(中国)有限公司、Toray Advanced Materials Korea Inc.)など、環境・エネルギー分野における当社グループの研究・技術開発機能の集合体として構成します。これらの各部署が環境・エネルギー分野における技術課題や将来の技術戦略を多面的な視点から総合的に検討し、「グリーンイノベーション」事業の拡大に向けた戦略、具体的方策を策定、推進していきます。
基幹組織の「環境・エネルギー開発センター」では、特に太陽電池、燃料電池、およびリチウムイオン電池など「新エネルギー」関連の新規部材をはじめ、バイオマス資材、省エネ型住環境資材などの「新規環境資材」の事業創出とその拡大を重点テーマに設定し、技術開発戦略の企画から技術開発の実務、テクニカルマーケティングまでを総合的に推進できる体制を構築します。
東レは「E&Eセンター」を、2009年4月に完工した「A&Aセンター」(Automotive&Aircraft Center)とともに、持続可能な低炭素社会の実現に向けた東レグループの新たな成長エンジンと位置づけ、「自動車・航空機」、「環境・エネルギー」の各分野を中心に、先端材料・技術の開発と事業拡大を推進します。
◎「E&Eセンター」概要
1.名称
E&Eセンター(Environment&Energy Center)
2.構成組織
▼環境・エネルギー開発センター(滋賀県大津市、2011年1月1日新設)
▼先端材料研究所(滋賀県大津市)
▼東レエンジニアリング(東京都中央区)
▼東レフィルム加工(東京都中央区)
▼東レ・プレシジョン(滋賀県大津市)
▼東麗繊維研究所(中国)有限公司(中国江蘇省南通市)
▼Toray Advanced Materials Korea Inc.(韓国ソウル特別市)
3.重点領域
(1)太陽電池部材
バックシート、封止材ほか、太陽電池関連部材
(2)燃料電池部材
電極材、電解質膜ほか、燃料電池関連部材
(3)リチウムイオン電池部材
セパレーター、正負極材ほか、リチウムイオン電池関連部材
(4)環境資材
バイオマス資材、省エネ型住環境資材、空気浄化資材 など
■問い合わせ先■東レ3402.T
※発表日 2011年1月4日
以 上
東レは2008年に「全ての事業戦略の軸足を地球環境におき、持続可能な低炭素社会の実現に向けて貢献していく」との経営方針を打ち出して以降、LCM(ライフサイクルマネジメント)に基づく環境経営を実行し、自社におけるGHG(温室効果ガス)排出量削減とともに、ライフサイクル視点での地球環境問題へのソリューション提供を進める「グリーンイノベーション」を推進しています。
具体的には、2020年近傍において、環境貢献度の高い「環境配慮型製品」の売上高を1兆円とする事業拡大と、自社製品のライフサイクルでのGHG(温室効果ガス)削減貢献度を示す「CO2削減貢献度」を20倍以上とする長期経営目標をそれぞれ掲げ、“Chemistry”(化学)を核とする当社コア技術を駆使した「グリーンイノベーション」事業をグローバルに展開し、将来の飛躍的成長に向けた基盤づくりを推進しています。
「E&Eセンター」の創設は、この「グリーンイノベーション」を加速するための施策の一環であり、特に「環境・エネルギー分野」の研究・技術開発力の強化を狙ったものです。
東レは「E&Eセンター」を、東レグループ全体にまたがる環境・エネルギー分野の技術連携拠点と位置づけ、当該分野の研究・開発機能を戦略的に融合することで、グループ総合力を活かした技術開発力を抜本的に強化し、新規事業の創出・拡大を推進していきます。
「E&Eセンター」は、2009年に発足した社長直轄の「地球環境事業戦略推進室」と連携し、当該分野で必須の戦略となるオープン・イノベーション(外部連携)を推進することで、ダイナミックな事業創出とビジネスモデルの革新を加速します。
「E&Eセンター」は、2011年1月1日付で新たに設置する「環境・エネルギー開発センター」を基幹組織として、当社・先端材料研究所と国内外のグループ関係会社(東レエンジニアリング)、東レフィルム加工、東レ・プレシジョン、東麗繊維研究所(中国)有限公司、Toray Advanced Materials Korea Inc.)など、環境・エネルギー分野における当社グループの研究・技術開発機能の集合体として構成します。これらの各部署が環境・エネルギー分野における技術課題や将来の技術戦略を多面的な視点から総合的に検討し、「グリーンイノベーション」事業の拡大に向けた戦略、具体的方策を策定、推進していきます。
基幹組織の「環境・エネルギー開発センター」では、特に太陽電池、燃料電池、およびリチウムイオン電池など「新エネルギー」関連の新規部材をはじめ、バイオマス資材、省エネ型住環境資材などの「新規環境資材」の事業創出とその拡大を重点テーマに設定し、技術開発戦略の企画から技術開発の実務、テクニカルマーケティングまでを総合的に推進できる体制を構築します。
東レは「E&Eセンター」を、2009年4月に完工した「A&Aセンター」(Automotive&Aircraft Center)とともに、持続可能な低炭素社会の実現に向けた東レグループの新たな成長エンジンと位置づけ、「自動車・航空機」、「環境・エネルギー」の各分野を中心に、先端材料・技術の開発と事業拡大を推進します。
◎「E&Eセンター」概要
1.名称
E&Eセンター(Environment&Energy Center)
2.構成組織
▼環境・エネルギー開発センター(滋賀県大津市、2011年1月1日新設)
▼先端材料研究所(滋賀県大津市)
▼東レエンジニアリング(東京都中央区)
▼東レフィルム加工(東京都中央区)
▼東レ・プレシジョン(滋賀県大津市)
▼東麗繊維研究所(中国)有限公司(中国江蘇省南通市)
▼Toray Advanced Materials Korea Inc.(韓国ソウル特別市)
3.重点領域
(1)太陽電池部材
バックシート、封止材ほか、太陽電池関連部材
(2)燃料電池部材
電極材、電解質膜ほか、燃料電池関連部材
(3)リチウムイオン電池部材
セパレーター、正負極材ほか、リチウムイオン電池関連部材
(4)環境資材
バイオマス資材、省エネ型住環境資材、空気浄化資材 など
■問い合わせ先■東レ3402.T
※発表日 2011年1月4日
以 上