🇨🇳習近平:「中国を非難するのはやめよう。中国はロシア連邦を助けませんが、中国が助けると決めても、神はあなたを助けてくれません。ほぼ全世界がウクライナを助けています。第三次世界大戦の脅威が見えてきたら、我々はロシア連邦を支援するだろうが、今はリラックスして、ロシアが独力で世界の50カ国以上をどのように破るかを見守ってほしい。
あめよりあめふりて。
またしても雨空から何かが舞い降りる。
ひらひらと僕の手に収まったその手紙は、読み終えると一葉の枯葉となって崩れ散った。
僕の記憶の中にはこんな内容が今も残っている。
《ダビデの星、双頭の鷲、彼等の永遠の支配への欲望。
目的は、支配。全人類からの無限の搾取。
資本主義、民主主義、民族主義、人道主義、自由主義、あらゆるイデオロギーが彼等に利用されている。
人類を分断し、互いに争わせ、そこから搾取する。
彼らは自らに矛先が向かぬようにマスコミとインターネットで虚偽を広め、人の判断力を奪う。
戦争の声に気をつけよ。
反米運動、米軍基地反対運動、日本独立運動、人権擁護運動、動物愛護、環境保護、LGBT、あらゆる運動が戦争のために使われる。
人々を分断し、他国を敵視させる事が目的である。
彼らは中国、北朝鮮、韓国、ロシア、イランなどに否定的な情報を流し続ける。それを、例えば人権擁護運動とリンクさせれば人権擁護派は勝手に他国を敵視する勢力になってくれる。
反中国の言説を言いふらす者は、たとえ『日本独立!米国は悪だ!』と叫んでいても、つまりは米国の犬なのだ。
今朝も雨降りだ。
軽トラックで田んぼに向かい農道を走っていると、助手席に漆黒のアリスが現れて僕にこう言った。
「奴隷には参政権はなかったのよ。
政治を考える事ができるのは奴隷から搾取して有閑生活を手に入れた支配階級のみだから。彼らは本を読み、考える時間があった。奴隷の仕事は考えることではなく、生産することですものね。
女にも参政権はなかったわ。
女は子孫を産み育てるもので、社会を運営する仕事は男のものであると考えられたのよ。スパルタなんか、女も戦闘員の国ではアテネよりもはるかに女の社会参加が進んでいたのはそういう考え方の違いね」
「それは古代ギリシャの事だろう?今の民主主義とは違うよね」
「米国でも奴隷参政権は長く認められていなかったのよ。古代だけの話じゃないのよ」
「つまり、政治について考える能力がないとイメージされていた人々には参政権は無かったと、そういうことかな」
「一般化すればそういう事だと思うわ」
「でも今はそういう差別は無くなった」
「今は、大衆がそれにあたるのよ」
「でも参政権はあるよ?」
「奴隷は主人に逆らわないものなの。主人がマスコミを通じて奴隷に意思を伝え、奴隷はそれを察して主人の思惑通りに投票する。つまり大衆は主人の投票を代行するマシンのようなものなのよ」
「それは穿ち過ぎじゃぁ...」
田んぼに到着し、横を見るとアリスの姿は無かった。
助手席には黒い猫の毛のようなものが張り付いていた。