ついに搭乗ゲートまでたどり着いた。時間は余裕がある、安心安心。
セブパシ569便、15:45発、間違いない。出発時間は書いていないが便名が書いてある。乗客も大勢ベンチに座って待っている。
時折流れる場内放送は英語とタガログで意味不明だが問題なかろう。
・・・出発時刻を15分経過した。
ポロシャツ姿のセブパシスタッフの動きにも搭乗待ちの客の様子にも、とり立てて変化はない。
・・・さらに30分、案内表示盤に時間の表示がないのはこういうことか・・・さすがセブパシ、利用客も慣れているんだな。
それからさらに時間は経過し、雨の中放置されていた我々の荷物がようやく積み込まれようとしている。先ほどまでは機影すらなかったのだ。
定刻から1時間半遅れでやっと搭乗案内が始まった。
スタッフは当たり前の顔で、「遅れて申し訳ございません。」といった姿勢は微塵もない。客は客とて、これまた普通の顔で乗り込んでいく。
「飛んでくれるだけまし。」というところか。
機内ではポロシャツのCAのお姉ちゃんが乗客相手にゲームを始めた。噂どおりである。もちろんすべて英語と一部タガログ。
「鏡を持っている人手を挙げて~」
「その中でダイビングライセンスを持ってるヒト~」
「ハイオメデト、景品上げま~す」
んっ、この表示普通か?
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