「ももこ」と「はなこ」と「こもも」と「めい」の日常

トイプードル母娘3代日々の暮らしを徒然と・・・

プーラン帝国物語------第四話

2006年02月25日 | ももこ一族

 ●第四話

スー大后の教えは、この国の預言者『ばば様』のものである。この『ばば様』はスー大后が幼き頃には、もう誰が見ても立派な『ばば』で、そして桃姫が王妃となった今でもご存命であります。一体、今歳ナンボなんだか誰もわかりまっしぇん。

王妃
「わたくしは、母様のこのお言葉をすっかり忘れていました。『そんなぁ~!んな訳ないしぃ~』と内心思ってましたから。あー時路よ、預言の通りあなたは3度目の3番目に生を受けた選ばれし者、運命の子、そして幻の銀狼族『伝説の銀騎士』の血を組む者なのです。あなたが産まれた時、『ヒゲ』も『めだま』も何の迷いもなく、あなたの首に青色の毛糸を付けたわ。私は、驚きそして震えました。プーラン帝国にはこんな伝えがあるの。『その者、青き衣をまといて、金色の野に降り立つ・・・』」
時路
「銀騎士は、よく分かんないけど、僕は母様の子なんですね。よかった?・」
王妃
「銀騎士の不思議な力は、後で分かるわ。でもその力を得るには大変な修業が必要なの。『ヒゲ』に教えを請うと良いでしょう。」
                        ホントに、つづくのか・・・?

プーラン帝国物語-----第三話

2006年02月16日 | ももこ一族
 ●第三話

王妃
「我プーラン帝国は代々黒騎士(ダークナイト)がお守り続けて参りました。時路、あなたはこの母の母上、あなたにとってお祖母様にあたる、『スー大后』にお会いしたことがあったわね?」
時路
「はい、一度だけあります。」
王妃
「スー大后は、我一族で唯一人銀色の毛をまとっておいでです。スー大后も幼少の頃は黒で、少しずつ銀色の毛に変わられたと聞いています。私は、初めての子がお腹に宿った時に、母スー大后からこう教えられました。『あなたは、我プーラン帝国をお守り継ぐ者、きっと三度お子がお腹に宿るであろう。そして、三度目の三番目に産まれる男子に、この銀毛が出る。その者こそ、このプーラン帝国を救う救世主になるだろう』と。」
                         
                         たぶん、つづく・・

プーラン帝国物語----第2話

2006年02月12日 | ももこ一族
●第二話
三銃士、名は長兄「一路(いちろ)」幼名緑レンジャー、次兄「時路(じろ)」幼名青レンジャー、末弟「佐分路」(さぶろ)」幼名黄レンジャーである。
と、ある日
時路「母様、どうして僕だけお鼻のあたりが銀色なの?」
---------そう、黒騎士(ダークナイト)は全員黒毛である-----------
王妃「誰かに何か言われたのですか?」
時路「う・うん少し・・。みんな僕の顔を見て笑うんだ。花姉さまも僕だけ追いかけ回すし、くー姉さまなんか『あんたなんかね、教育係のヒゲが、さぶ~い雪の日に拾って来たんだから!』って言うんだ」
王妃「そうですか。そろそろあなたにお話しをする時が来たようですね。」
 
                        つづく

プーラン帝国物語---第1話

2006年02月09日 | ももこ一族
プーラン帝国の桃王妃が、世界平和を願い五つの新しい命をこの世に送り出した。
一人の姫は、帝国に残り姉の花姫と伴に母を助け、一人の姫は、近隣の友好国チェリー王国に養女として迎えられた。イケメン黒騎士三銃士は、主を求めて現在修業中・・・・。
                              ----つづく----

ペットショップで見ると仔犬の値段はいろいろです。5万円の子もいれば80万90万の子もいます。
じゃ、今回産まれたウチの子達は?と考えた時に、困ってしまいました!値段なんか付けられないのです。

家族の一員として一緒に暮らしている「ももこ」が赤ちゃんを生みました。発情が来て、日数を確認交配し、2ヶ月間の妊娠期間(ももこは”つわり”がひどく栄養を摂らせるのが大変でした。大好きなササミさえも”プイッ”とされると”お願いだから食べて~っ”と泣きたくなったもんです。)超音波で見てもらったり、レントゲンも撮りました。出産予定日数日前から一日3回体温を測り、出産日二日前から徹夜で様子をみて、なんとか無事出産できました。産まれた子達が全員おっぱいをちゃんと飲めているか?ベットから落ちていないか?と夜中に3回も4回も鳴き声がする度目を覚まし見に行って「疲れるねぇ。ももちゃん頑張ってね。アタシも頑張るからさ」と二人励ましあう日が続き、やがて仔犬達も目が見えるようになり、歯が生えて離乳食を作って食べさせ・・・やっと60日、初めてのワクチンを打つまでになりました。
ねっ!値段付けられないでしょ?まさにプライスレスです。
ひとつこんな事がありました。「いっぱい産まれたんでしょ?1匹ちょうだい!」・・・絶句してしまいました。この時に「あー値段はちゃんと付けなくちゃいけないんだ。価格=価値という事を分かってくれる方にこの子達を譲りたいな」と、値段の大事さを改めて感じました。
プーと一緒に暮すという事はお金のかかることです。トリミング・フード・おやつ・ワクチン代、病院代も入れると少なくても月平均2万円はかかるのではないでしょうか。年間24万、15年一緒に暮すと360万です。実際は、お洋服を着せたりするともっとでしょうね。(私、お洋服屋です・・・)
けど、お金の問題じゃないんですよね。少なくても自分はそうです。
ウチの父ちゃんがふざけてよく言います。
「ももこを1億円で売ってくれって言われたらどうする?」私「売らんっ!」

ももこは、とってもイイお母さんです。はなこもイッチョマエにお姉ちゃんぶって世話をやいています。育っている環境は最高だと自信があります。今、三銃士は修業中です。人間社会犬社会で生きていく術を勉強中です。自慢じゃないですが、三銃士全員体形もバツグン、お顔もとってもハンサムですよ。はなこの小さい時にそっくりです。

最後に・・・
私の所の「ももこ」が産んだ子達は30万円でお譲りしたいと思います。もし、ご希望であれば、さらに社会性を身に付け生後90日、またはお散歩ができるようになる頃、100~120日までお預かりする事もできます。どうぞご連絡ください。

これから、10年20年と末長く犬親戚としてお付き合いさせて頂きたいです。  大山 真理子


赤レンジャー

2006年02月05日 | ももこ一族
本日2月5日赤レンジャーが新しい家族のもとへ行きました。赤レンジャーの家族は「ももこ」の半年妹の「さくら」のお家です。「さくら」から見ると赤レンジャーは「姪っ子」になります。名前は、お父さんが考えた「もみじ」ちゃんになりました。「もみじ」は産まれた時からちっこくて、生後66日経ってもやっぱ一番ちっこく、けど一番キカナイっす。一番大きい黄レンジャーにかかって行ってヒィヒィ泣かせてました。今、こっこ達はいつものように皆で固まって団子のようになって眠っています。
こころなしか、団子がさっきまでより小さい気がします。
「もみじ」いっぱい可愛がってもらうんだぞ。