ポンちゃん帰る・・・その後

玄関を入るなり、いつもの餌場に行き大好きな缶詰にむしゃぶりつき

食べ終わると炬燵の中に入って出てこない。

覗いてみると小さくうずくまっている。そっと頭を撫でてやると

少し安心したのか小さくゴロゴロと喉を鳴らした。

暫く炬燵の中から出て来ようとせず時折小さな声で「ニャー」と鳴く

きっと何処かの床下などで恐怖と不安で私達を呼んでいたのかと思うと

たまらなく可哀想になった。気付いてやれなくて・・・。

ポンが少し落ち着いた頃に抱きしめて身体を優しく撫でてやる。

何処も怪我をしている様子もなくほっとした。

居なくなった日の午後から雨　翌日は強い雨降り

身体は大きいが気は小さいポンにとってどんなに恐かったに違いない

自慢の尻尾は垂れ下がり、ちびにゃん達とも目を合わせず、家の中を

ウロウロと自分の臭いを確認するかのように歩き回りまた炬燵の中に

入るという行動を何回か繰り返していた。

今朝は、ちびにゃん達と缶詰を食べ、秘密基地で窓の外を眺めていたが

さすがに外に出たいとは言わなかった


　　　　　　　　　　　　　

少し安心したのか私の布団の中で熟睡している。

怪我もなく無事に帰って来てくれて本当によかったぁ～


　　　　　　　　　　　　　


が・・・くしゃみの連発、二日も寒い中にいたので風邪引きさんに

嫌いな病院へ行く羽目になったポンちゃん

あのまま帰って来れなかったらと思うとゾッとした



　　　　　　　　　

ポンちゃんが帰って来たので「遺失届」を出した交番に行って帰ったことを報告

ポスターを貼った電柱からのポスター剥しにポスター掲示をお願いしたお店に

帰宅の報告とお礼を言ってポスターの回収

大忙しだったけど嬉しい忙しさはいいもんですね