ぽんしゅう座

優柔不断が理想の無主義主義。遊び相手は映画だけ

■ 素敵なダイナマイトスキャンダル (2018)

2018年04月13日 | ■銀幕酔談・感想篇「今宵もほろ酔い」
メガネを曇らせた者たちが象徴的に何人か登場する。みんな感情をむき出しにした人々だ。停滞の70年代から狂騒の80年代、一見、主人公(柄本佑)が感情を露わにしないのは、混濁した経済と文化のバブルに拝金の腐臭を嗅いだからだろう。健全な精神こそがサブカルを生む。

(4月5日/テアトル新宿)

★★★★
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