ぽんぽこノート

いつだって今がスタートライン。
行動しなくては何も始まらない。壁にぶつかったところから新しい道がひらける。

久々に朝まで踊り明かす

2011-10-16 | 生活・色々

画像/上海での大規模展覧会。日本、欧米、アジア各国の企業も含めての一大イベントだった。



■ 先日、某知り合いの店で飲んでいた。同席した女性の彼氏が某有名レストランの店長だったので、色々と話を聞けたこともよかった。それで、深夜3時くらいから新天地付近香港広場4階にあるM2(上海の有名クラブ)へGO。半分は欧米人だっただろうか。噂には聞いていたが、上海のクラブにしてはダンスフロアが大きめだったのでまともに踊れた。アップリフティングトランスをメインとした選曲も申し分なくかなりよかった。やっと合格点のクラブを見つけることができた。

M2では、アメリカ人推定26歳にぶつかった縁で、一応こちらが大人なんで、自分入れて3人で3本のコロナを買えばいいところを、さっきの奴にもやるかなと思って、人数分+アメリカンの分も買った。ダンスフロアで踊っている彼に「さっきはごめんな!」とコロナをあげたら、その意外な行動に感動したらしく、ダンスフロアを離れ、コロナで乾杯して2人で少し話した。そうしたら、なんと彼は日本語も少しだけだが喋ることができ、日本に行ったことがある人だった。まったく色んな出会いがあるもんだなと、彼の名前は聞かなかったが楽しいひと時だった。

上海にいると英語圏の人と接する機会がわりと多い。私の英語はつたないものながら英語の重要性をヒシヒシと感じている。先日、取引先の顔を見に国際展示場で開催された大規模展覧会へ行ったのだけど、とあるブースにはアメリカ人が一人しかいなかったが、その企業の製品は日本でも販売されていて、話を聞きたかったので仕方ないなぁと思いつつ彼に話しかけてみたら案の定中国語を喋れない。ロス出身だと言っていたが、上海に赴任したばかりなのか、今回の展覧会のために来海したのかは知らないが、アメリカ人はけっこう中国語を喋れない人が多いように思う。

でも、中国語の勉強は英語圏の人にとって、おそらく難易度が高いのだろう。日本人が韓国語を勉強するようなのではないかなと思う。私の場合だが、韓国語なんて一文字も読み方を知らないし、アラビア語並の暗号の羅列に見えなくもない。日本人は漢字で慣れていて、中国語と日本語の漢字の対比では60%以上の共通率があるらしいので、日本人にとって中国語は比較的勉強しやすい言語だと思う。四声発音は難しいが。

話が戻るが、そのアメリカ人とのコミュニケーションに難があったので、5分後に戻ってくるという中国人スタッフを待つことにした。しかし私の英語レベルだと、この5分を持たせるのが難しいのなんの…。女性の中国人スタッフが戻ってきてホッとしたところで、彼女に通訳をしてもらった。通訳をしてもらいながら「あれ?英語→中国語の通訳だな…」と、それはそれで当たり前なのだが、英語を中国語に訳してもらっているということについて、逆転現象のような感覚を覚えた。

それと同時に、4年ほど前までは自分が理解出来る範囲として、英語→日本語という訳し方以外には選択肢が無かったし、それが当たり前だと思っていた。しかし、このように中国語に訳すという方法だと、日本語に訳すのとはまた少し違ったニュアンスも理解できるし、日本語訳ではピンと来ない翻訳も中国語訳だとなるほどとなったりすることもある。

私はたまに中国人向けの英語学習書を読む。これには、英語本文に加えて中国語訳がついているので、2言語の同時学習ができることになりこれがけっこう面白い。英語のわからない部分は中国語を見ればだいたいわかるので、相互補完できるいい学習書だと思っている。もっと言えば、そこに日本語での訳も考えてみると、これはこんな訳し方なのかなどと発見も多く、語学の面白さをかなり味わえる。

翻って展覧会の話だが、取引先への挨拶と、いいメーカーがあれば開拓したいと思っていて、何社かめぼしいところを見つけたが、そこで発見した某香港企業との取引がこれから始まるかもしれない。これは来年から開始しようとしている新事業なのだが、その会社が有力な取引先となることに少し期待している。それにしても楽しく充実の展覧会だった。ということで、相変わらず楽しく前進中の今日この頃です。

Apple創業者スティーブ・ジョブズ氏が死去

2011-10-06 | 仕事関係
Googleトップページ。普段は「Google」のテキストがある場所に「Steve Jobs, 1955 - 2011」とあった。一体なんの冗談だと思ったら、Appleウェブサイトのリンクで、なぜか白黒のジョブズ氏の大きな画像が。それを見てもそれでもまさかとは思ったが、スティーブ・ジョブズ氏は死去していた。2004年に膵臓がんが発覚し、療養をしたものの今年1月から体調が悪化していたようだ。尚、ジョブズ氏は今年8月に同社CEOを辞任していた。

ジョブズ氏はAppleの共同創業者であり、社内対立で一時的にAppleより身を引いていた後、Appleの経営悪化時にトップに戻り、パソコンの「iMac」を大ヒットさせ、音楽プレイヤー「iPod」で音楽事業をパソコンと並ぶ事業の柱に育て業績を急回復させた。その後も、2007年に発売した「iPhone」や2010年の「iPad」と、革新的な製品を次々と世界に送り出し、Appleを世界最大のIT企業に成長させた人だ。

一部の災害系ニュースを除けば、私としてはここ数年で一番衝撃的なニュースだ。これで以降の世界のIT事情が確実に変わる。ITだけに留まらず、そのクリエイティブな影響力はその他の分野にも多いに影響していると思うし、彼と同じ時代を生きることができてよかったと思う。ジョブズ氏のいないこれから、Appleの製品にも変化というか動向が今までのようにはいかないだろうし、どこまでクリエイティブな製品やサービスを創造してゆけるかだろう。

GoogleトップのいつもはGoogle社のテキストがある場所にジョブズ氏のリンク設置するというのは、Googleにとっての最大の敬意なのだと思う。色々な面で多大な貢献をされた人です。本当にありがとうございます。偉大な人のご冥福をお祈りします。

尚、下記Appleウェブサイトよりジョブズ氏への思い出を
Appleへ専用メールで送ることができます。



Steve Jobs, 1955 - 2011