ぽんぽこノート

いつだって今がスタートライン。
行動しなくては何も始まらない。壁にぶつかったところから新しい道がひらける。

やっぱり面白い上海万博

2010-10-30 | 生活・色々
ここ最近、上海万博へ2回行ってきた。
1回目は夜票という夜からのチケットで夕方4時過ぎに入り、10時半頃まで色々見て回り、2回目は朝8時から入場門で並び、夜11時まで会場にいたのでかなり疲れた。

夜から長時間ならぶのは避けたかったので、比較的空いているパビリオンを見て回ることにしたが、まったく並ばずに入れるところというのは、だいたいつまらない。でも、そうしたつまらないかもと思われるパビリオンの一つに国家电网馆があった。中に入るまではほとんど並ばず、施設内を見て最後になにやらショーが見られるらしきところに誘導され、そこで10分ほど待つと20メートル四方ほどの立方体の空間に入る。映画「CUBE」を連想させられた。ちなみに「CUBE」は数学に詳しい人によると素数に関する計算が滅茶苦茶で、素人騙しの最初から最後まで数字処理に関してはダメダメな映画らしい。しかし内容は面白い。


国家电网馆内のイベント。



それで、その立法体の中に入ったからといって、映画のように危険なトラップが出てくるわけではないが、足元も含めて立法体壁面の全面がスクリーンになっており、このスクリーン全体を大いに使い、おそらく実写とCGを駆使した爽快な映像が流れる。実際に見ないとわからないことだが、とてもかっこいい未来感覚映像だった。私はこういうのが大好きなので、特にこのパビリオンは印象に残っている。

また、2回目の万博で入った大人気パビリオンの一つである上汽集团-通用汽车馆だが、ここも素晴らしいものだった。まず、映画館のような空間に案内され、デザインも特筆すべき独立した未来チックなイスに座る。このイスは映像と同期して動くのでシートベルトを装着する必要があった。


上汽集团-通用汽车馆



30メートルくらいはありそうな湾曲した大スクリーンを目の前にし、期待感を高まらせてくれる。映像との同期は、まあこんなもんかと言った感じがしなくもなかったが、空中からの映像は本当に飛んでるかのような浮遊感を体験することができてとても楽しい。感覚的にはIMAXよりすごいかもしれない。

さらに、スクリーンショーが終わると、なんとその巨大スクリーンは可動式で下がり始めた。すべて下がるとその裏にあったのは大きなステージ。と同時にステージは4方から観客席に囲まれていることがわかった。今までスクリーンを観ていたのは私がいる空間だけだと思っていたが、4倍の人数が今まで同時に同じ映像を観ていたとは思いもしなかった。ステージが出てきたこともすごいと思ったが、実は私が一番感心したのは、同時にこれだけ多くの観客に4つもの巨大スクリーンを用意して観せていたということだった。


上汽集团-通用汽车馆でのスクリーンイベント。精巧で迫力のある映像と同期するイスが楽しい。「2030 上海」の中では、ボタンひとつで服装チェンジが出来たり、自動車が自動走行だったりと、多くの魅力的な未来技術を披露するが、さすがにあと20年で実用し普及までいくのは不可能だろう。



上映後に突如表れたステージショー。振り付けはわりと単調で意味不明だったし、抑揚がなかった。振り付け師がよくなかったのだろうか。



チリ館に行ったら、どこまでも木を用いた空間作りになっていた。床、壁、巨大な樽状のトンネルと、すべてが木を使用している。チリは木が特産なのか?私の中ではワインのイメージがあるのだが、やはりお土産コーナーでワインを販売していた。駄洒落のようになってしまうが、木ばかりに気を取られていた。ふ~ん、こんな感じかと、さあもう出口だというところに差し掛かると何やら展示物があった。

これは!!あれだ!!
・・・あれって何?そこで目にしたのはつい最近まで世界的に見守られていた一大ニュースであるチリ鉱山での鉱員の救出作戦。地下700Mに閉じ込められた33人を救うということで、チリ国家をあげてのレスキューで、チリ国民はもとより世界中の注目を受ける中、政府のメンツもかかっているので、これは絶対に成功させなければならないプロジェクトだったが、見事成功させたのが記憶に新しい。

このカプセルの名前は「フェニックス1」。数台作られたうちの1台だそうだ。カプセルは、万博終了まで1週間という10月23日から上海万博に展示されていて、ちょうど来た私はとても運がいいと言うしかない。

チリ大統領が今回の救出騒動を大いに政治利用したと、マスコミからも家族からも言われているようで、すべてがよかったではなかなか済まないこともあるのだろうけど、外から見てる者にとっては、助かって本当によかったと思う。


「フェニックス1」


まさか上海で実物を見ることができるとは思わなかった。あの、連日のようにニュースでやっていた希望のカプセルがそこにあった。国民の期待を一身に背負ったカプセル。下にいた人たちはどんなにこいつを待ちわびただろうか。一昔前なら技術的な障害で救出ができなかっただろう。そんな時代であったのなら、本来は死んでいたはずなのだ。

このカプセルに乗り、地上に出たとき、一体どれだけの喜びと本当の感謝をしたことだろうか。想像に難くはないが、彼らと同じ気持ちになることはできない。地下に閉じ込められたことは不幸だったが、救出は本当に素晴らしいニュースだった。ちなみに、一緒にいった友達はこのカプセルについて、宇宙がなんたらと言っていた。宇宙で使うものだと思ったらしい。このニュースを知らない人がいたことに驚いた・・・。

こうして万博に来てみると、意外な発見があるわけで、行ってみて本当によかった。
でも、意外は意外でも、日本人を含めた外国人はほとんど見かけなかった。ここ最近、多いときは1日100万人、少ないときでも1日30万人の入場者がいる。あれだけ多くの人が入っているのに、だ。見かけたとしても国家パビリオンのスタッフくらいで、客として入っていた外国人を見かけたのは14時間いた中で15人ほどだった。



上海万博へ行ってみたブログは次回へ続く。

上海生活は行動の結果と今

2010-10-14 | 仕事関係
画像/自宅北側の部屋からの眺め。南側はマンションがあるけど、こちらからはドカーンと広がる景色が気持ちいい。シャワーを浴びながらでも見られるので気に入っている。


■今、上海で暮らしていて、とても楽しいし充実している。
別に、豪華な家に住んでるわけじゃないし、まだ車もあるわけでないし、高級な店で食事をしたりするわけじゃないけど、やっぱり日々いい感じ。

仕事、運動、そして友達と適度な酒で飲み交わす。それに少しの趣味があり、こんなんで十分というか、特別あれこれを欲するということはない。それでたまに中国人との温かいふれあいがあったりして心も軽くなる。

9月の売り上げは過去最高を記録。だいぶいい感じだが、こんなときこそ空でも見て初心を忘れないようにしないと。あまり調子に乗ってはよくない。10月もなかなかいい感じだが、さすがに9月の記録には届かないかも。でも、11月か12月でいけるかな。

ビジネスに限ったことではないけれど、上海で私がこうしてどうにか当初の目標を達成できたのも、行動を起こした結果だ。当たり前の話だが…。でも、この何かを成就させるため、到達するためには必須である行動を起こさない人が世の中にはなんと多いことかと感じさせられるときが少なくないと、20歳そこそこのときから思ってる。

さっき、他人のブログを読んでいた。その人は日本で一定の成功を収めている人なのだが、彼の文章の中に「私のブログを読んで、これは!と感じたのなら、行動してください。でも、感じることができる人が10%。行動まで起こせる人がさらに10%だから結果は1%の人だけが行動するんですね。」とあったのを読んで、まあその通りだなぁと思った。

別に、彼の書いたその1%の人が行動を起こすということは、みんな知っていることだと思うけど、知っているのならその中に入ろうと腰をあげればいい。人の人生って色々あるわけだし、どう生きようと人の勝手。そりゃそうだ。でも、現状を変えたい、もっと収入を増やしたい、ああしたいこうなりたいと少しでも思っているのなら、それに向かうための努力をしていないということになるんじゃないだろうか。もっと言えば放棄してるとも。

これは、自分の人生の選択を、なにやら自分の意思以外の何かに決定させているような気がしなくもない。世間の流れなのか、個々の習慣がそうさせているのか?自分の人生に文句があるなら自分で解決するしかないのは当然のことだが、不満と仲良く一緒に墓場へ行ってしまうんじゃないかと思うような人も現実には多い。

今、20代や30代の人でもバリバリできる期間は、あと40年かせいぜい50年くらいだろう。20歳の人なら、今までもう20年生きたその時間をあと2回ほど繰り返すだけ。30歳ならもう1回ともう半分くらいだろう。もっと言えば40代ならあと1回あるかどうかだ。みなさん生きてきた今までのその時間、振り返ってみて色々あったかもしれないが、あっと言う間だったと思う。もうこんな年だと。

そういうことに現実味を噛み締めながらよくよく考えれば、いや、よくよく考えなくてもこれは到底行動せずにはいられないと思うのだがどうだろう。大病を患った人は、人生をより大切にするようになる。残り時間がどれだけ貴重か、生きている素晴らしさを感じたからだろう。

本当に人がどう生きようと勝手。他人に迷惑かけなければ、自分が思ういい人生ならいいでしょ。でも、本当にそんな生き方できてる人なんて同じように1%くらいなんじゃないかと思う。人に迷惑かけないで自由に生きて好きなことをするって実はお金もかかったりする。ま、外で暮らしてなんとかというなら金はかかならいのかもしれないが。

だから、やっぱり勝手気ままに生きるって場合でも、行動して進んでいかないと実現できない。ということは、あんまりノホホンと生きてると、機会を掴む準備もできていないわけだから、やっぱり日常への不満だとか実現できないことも多くなり現状と自分へも不満が出るのかも。

行動することは一番大事だとつくづく感じる。どんなによさそうな事を考えて人に言ってみても、行動しなければ何も始まらない。考えてないのと同じこと。あんまり考え無しに行動するのはどうかと思うが、もし今に不満があったり現状を変えたい、また、目指したいことがあったなら、行動しないと。思考は実現する、とはよく言う。行動しないと実現しないけれど、本気の思考なら行動するはず。さあ、今からもっと行動しようか。今すぐこの時から・・・。

中国政府が監禁中の中国人がノーベル平和賞受賞。

2010-10-09 | 日中関係・中国共産党・中国人
今回の内容は、中国政府の規制対象なので、以降このブログが中国から遮断されるかもしません。ただの個人ブログでしかも日本語ですから、私の記事だけが原因でそうなる可能性はあまりないと思いますが、なんらかの原因でライブドアブログもFC2ブログも遮断されたままです。なににせよ、そうなったら私が記事を書けませんので、このブログが1ヶ月以上更新されなくなったときは、私がアクセスできない状態にあると思ってください。その時は、以下の場所で再開します…。

はてなダイアリー「上海ぽんぽこノート」


まず、中国政府により現在監禁中の民主活動家の劉暁波さんのノーベル平和賞受賞、おめでとうございます。そして、劉暁波の奥さんも政府当局により連行・監禁さたことを残念に思います。拷問だけはやめておけ。

中国政府は、自国民のノーベル平和賞授与を妨害しようとしたうえ、ノルウェー政府に対しても脅しをかけています。前代未聞の荒唐無稽ぶりで、国際社会から批難続出してますね。中国政府にとっては、劉暁波は犯罪者ですので、平和賞が劉暁波に授与されれば、中国政府の矛盾が明らかとなり、むしろ犯罪者は中国政府だという事実が世界に再度知れ渡ることになりますから、それは避けたかったわけです。

ちなみに、政府発表で少~~~しだけ受賞報道がされたようですが、中国ではこの世界的ニュースが報道規制され、ほとんどニュースが流れていません。前は政府の規制に逆らい、このような政府に都合の悪いニュースを流した新聞社の人たちが厳しく処分された歴史があります。殺されてはいないようですが、中国政府なら殺しかねないところが現実的に怖いですね。そうなっても行方不明で終わるのでしょう。


また中国が自己中心な理論を繰り広げています。
自己を省みず、他者を批判ばかりしている国は精神的に成長することができないと思います。世界から愛される国になろうと思わないのでしょうか?国経済が発展しようとも、その国の人間に進歩がなければ世界からの尊敬は望めません。

日本には思いやりの心がある。これは、中国人には本当に無いですね。私は中国人のことが好きだけど、相手を気持ちを汲んであげるとか、相手の立場になって物事を考えるということをしません。すべて「自分がこうだと思うからこうだ」です。

日本は島国で単一民族の国ですから、国内で余計な争いも無いですし、日本政府は中国のように他民族国家である民衆の一体感を増強させてゆく必要もないわけです。中国人は戦乱に明け暮れた時代を幾度も経験し、信用できない政府のもとで暮らしてきましたから、今の中国人の国民性というのは、ある意味必然であり仕方のないものなのかもしれません。

他人を信用しない。いや、信用できない人たちばかり。他人を信用しない人が多いということは、他人からも自分が信用されませんから、それが集団になりコミュニティとなっているのが中国であり、信用できない社会が形成されてゆくということになります。日本の社会システムは信用のもとに運用されていますが、中国では警戒のもとに社会が運用されていると思います。そこに住む人の人間性が社会を変えてゆくのか、社会制度が人を変えてゆくのか・・・。鶏と卵がどちらが先かのような話ですが、この場合は最近の研究で、やはり鶏が先だという結論に至ったようですね。

はるか昔の中国では、義理や信用を重んじようとした時代があったようです。それがどうして今のようになってしまったのでしょうか。私は中国人を理解するため、その歴史や国民性の移り変わりについて書かれた本を何冊も読んできました。以前のブログでも書いたことがありますが、やはり中国は「詐」の国であるということに同意せざるを得ません。そして日本は「誠」の国であるということです。つまり、両国は対極にありますね。

「詐」は詐欺の詐ですが、詐という文字を辞書で調べると、「嘘を言って騙す、つくりごとを言う」とあります。私が上海に来てから、外で店で職場でと、ところかまわず何度も経験したことですね。嘘の中から真実を見つけ出したほうが早いかもしれません。

日本のような社会を作りあげることは無理だとしても、自分だけがよければいいなどという考え方を改めたほうが、結果的に自分の利益になるという思考回路を中国人が身につけることができるのはいつのことになるでしょうか。自分がこう思うから正しい、どこかでこう聞いたから絶対に正しい。正しいと主張することはいいことですが、残念ながら、彼らの言い分の「正しい」や「絶対」にはそれ相応の根拠が無いのです。そのことが自ら信用を失くしていることだということが理解できないのでしょう。

日本人と中国人では、話し方の違いがはっきりしています。
それは以下のようにはっきりと分けることができるくらいです。
日本人も中国人も全員がこうだということではないですが、こういう傾向があるのは明らかです。



日本人は事実を客観的に見て、比較的公正に話しを進めます。

中国人は事実から目を背け、自己の利益に沿って話しを進めます。




また、中国人が書く文章には特徴があります。例えばこのような誇張となるような言葉を好んで使います。


最高の

最高級の

100%

世界/国際レベル

絶対

必ず

嘘は無い


これらを使用することで、セールストークになっていると少しは思っているのかもしれませんが、あまりに溢れている言葉なので、すでにこれらの言葉自体の信憑性がありません。つまり、中国人自らの手によって、本来言葉が持っているはずのチカラが失われていたのです。

文字のチカラは、その文字自身のチカラがあるはずです。ですがこうして使う者が誤った使い方を続ければ、その文字の意味が変わり、文字にあったチカラも失われます。

今、中国は世界に迷惑をかけ続けています。日本人の身近なニュースでは尖閣諸島(中国名 釣魚台)の、中国船が日本領海内で勝手なことをした挙句、最後まで勝手なことをして、またしても世界からの批難を浴び、国際社会からの警戒度を自ら高めました。中国がしたことは、他人の家に勝手に入った強盗が取り締まりに来た警察を批難し続けていることと同じです。

それでも、近年、尖閣諸島周辺には天然埋蔵資源が多く発見されましたので、中国はそれを狙っての駆け引きをしていたのでしょう。しかし、アメリカは日米安保条約もありますが、中国に石油資源を確保されては、今まで以上に軍事増強されてしまい、そうなれば本当に世界を掌握されかねない、いや、アメリカの軍事を超えられてしまうかもしれないので、尖閣はどうしても中国に渡すわけにはいかなかったんですね。それが無ければ、アメリカのあの「尖閣諸島は安保条約の適用対象」という声明は出なかったかもしれません。

先日、中国人の知り合いと尖閣諸島について議論をしてしまいました。彼女から私に問いかけてきたのです。当然私は、尖閣諸島は日本の領土だと言いましたが、彼女も一歩たりとも譲りません。ここで、本当に中国人らしい発言を聞かされました。


「釣魚台(尖閣諸島)は中国の領土です。なぜなら日本が誕生する前から、世界は中国のものだったから。だから釣魚台も中国の領土です。」


いや、さすがにここまで壮大で道理のない自己中心だと唖然としますね。中国ならでは、でしょうか。確かに大昔の中国の朝廷が機能していた時代、日本という国号がやっと生まれたようですが、尖閣諸島が中国に支配されていたという歴史はありません。琉球も中国に支配された歴史はなく、ただ日本と中国と貿易中継点として大きな役割と果たしていた時代があり、中国の朝廷と仲がよかった事実はあるようです。ですが、その後、戦国の島津藩が琉球に攻め入り、日本としたようです。

それに、尖閣諸島には琉球人が住んでいて、琉球人はもともと日本の九州北方の人間であるということが遺伝子レベルで解明されていますので、琉球人=日本人ということは、琉球が日本国家ではなかったとしても、その琉球人が住んでいた尖閣諸島は日本ルーツであると言えるわけで、決して中国ルーツではありません。このことから、「中国固有の領土」という説明にはなんの根拠もなく、完全に破綻していることがわかります。

特に、中華思想よろしく「その昔、世界は中国中心で中国のものだったから尖閣諸島も中国の領土」という歴史を大幅にさかのぼり、どんな大昔であれ先住民に領土の権利がある的な理屈が通用するのであれば、この世界はネアンデルタール人に返還することが先となり、そのほうが重要だということになります。また、現在の世界の領土状況は戦争などで割拠された結果でもあり、このような中国人の理屈に合わせれば、多くの国同士が領土を返還しなければならなくなり、世界は混乱します。それに、それほどまでに領土問題に固執するなら、中国大陸内の漢民族以外へ領土を還さないといけませんね。特にチベット。その問題のほうが時代も近いし、重要な問題ですね。





わかったら早くネアンデルタール人のとこに中国船ぶつけて恐喝してこいよ…

引越し完了。いい感じ

2010-10-03 | 上海引越し・賃貸




画像/新居のリビング。右奥より2つの部屋に分かれる。



■引越しといえば「アート引越センター」・・・か?
そこの会長だかお偉い人が変なことをしましたね。今、あの会社は普通に仕事ができてるのだろうかとふと疑問に思った。

上海で5回目の引越は順調に終わり、あとは仕事部屋の整頓だけだ。整頓といっても、デスクやイスなんかの必需品を購入するだけだ。今まで仕事をしておきながら、家のすぐ近くにコピー屋があったので、スキャナやコピー機は買っていなかった。でも、仕事量が増え、それらを使う頻度も高くなってきたので、さすがにその度に外出するのは面倒だし時間がもったいないということで買うことにした。

スキャナとコピーにプリンターが一体型のXEROXのものを購入した。他のメーカーのものも検討したのだけど、オフィス用でトータルコストも考えればXEROXのものが優れているようなので、そのレーザー式のオールインワンタイプ決めた。(ちなみにこの時、ブロガー仲間のモカさんがXEROXの記事を書いていたのを思い出した。)それと、イスやデスクだが、前の家には、2~3人で作業できるオフィス用の大きいL字型のものがあり、イスもオフィスタイプのものがあったが、今の家にはリビングテーブルしかないのでどういうものを買うか検討していた。

結果、長時間使うことを考慮して、イスは少しいいものを買った。人間工学に基づいてなんたらというもので、こういうイスなら疲れにくいので作業性も上がりそうだ。デスクは普通のものにしたが、私が使うものは2台並べ、あとは作業台として1台といった感じ。ひとまず環境が整ったので、快適に、そして思い切りやっていきたいと思う。

ちなみに、PS3かXboxを買おうと思っていて、それをリビングのTVでやるか、仕事部屋に置いてしまうか少し悩んでいる。今の家のTVは薄型モニターではないので、仕事部屋に置くとなると、19インチほどの薄型モニターを買って、2台並べたデスクの片隅に設置することになる。ちょいと遊びが同居してしまうことになるが、今あるPCでもゲームはやっているので、仕事に差し支えるようなことにはならないだろう。

と、肝心の仕事のほうだが、おかげ様で売り上げも順調に推移している。1年前から始めて、当初の計画では・・・


A、1年後→とりあえず売り上げ安定圏へ。

B、1年半後→売り上げ2倍増へ。

C、2年後→きれいなオフィスビルに事務所を借りる。

D、3年後→次のビジネスに着手or売り上げ向上の余地が大きいなら改善改善で。


・・・のようなことを、各段階の目標利益を基準にして考えていたが、嬉しいことに全段階の目標利益をクリアすることがでた。しかし、C項目については、オフィスビルに事務所を借りる必要性がまったくと言っていいほど無いため、余計なランニングコストをかけないためにもスルーした。そりゃ、借りれば見栄はいいだろうと思うが、それだけの話なのだ。小さなオフィスでもけっこうお金がっかるから、私のように必要性がないならスルーしない手はないだろう。オフィスビルへの入居は、そうすることが売り上げに貢献する場合になったときにでもと考えている。

ということで、計画より2年早くD段階に着いた。いや、そもそも計画がのんびりしすぎなのだろうか?まあ、そんなことはどうでもいいが、さすがに次のビジネスに着手するのは早いと思うし、まだ売り上げを向上させる余地がだいぶあるから、改善の繰り返しでやってゆきたいと思っている。

Aの売り上げ安定圏からすると、5倍の売り上げになったのだが、これをあと50%ほど増やすところが当面の目標となりそうだ。そこまで到達することができれば、私自身も納得できるし、次のビジネスで予想以上の荒波が起きたとしても十分耐えられると思うからだ。最近、このブログは仕事のことが多くなってきていると思うが、それもそのはずで、一日の労働時間はそう長くないものの、私の頭の中が仕事系のことに偏り気味だからに違いない。楽しいからいいのだけど。

仕事もいいが、たまには旅行なんかに行ってブラブラしてみようかなぁ。