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毎日の暮らしを自分らしくここちよく♪
いろいろなハンドメイド・DIYのレシピ、暮らしの工夫などを綴ります

手作りコスメ&精油の使用上の注意など。ぜひご一読のほどを♪

2009-08-28 | 手作りコスメ・精油の使用上の注意など





[手作りコスメ全般の注意]

手作りコスメや手作り石けんは、基本的に自分で作り、自分で使用するためのものです。
器具や容器の消毒(煮沸消毒やアルコール消毒)・保管場所(冷暗所)などに気をつけて、自己責任で作って楽しんでください。

★お肌は皆同じではなく千差万別です。敏感肌やアレルギーの有無、体調や妊娠中などでも変わってきます。
必ずパッチテストをしてから、ご自分の体調や肌質、お肌の状態に合わせてご使用くださいますよう。
もしも、お肌に違和感や症状が現れたら、すぐに使用を中止してください。
特にセルフトリートメントは、体調が悪いとき、湿疹や傷のある場合にはなさらないでください。

★このブログ内で作用といった言葉を使ってはいますが、精油は医薬品ではありませんので、必ずしも、医学的な効果や効能を保証するものではありません。

★使用感はあくまでも、私個人の感想ですので、どなたも同じような感想をもたれるわけではありません。
そこのところは是非とも、ご理解いただきますようお願いいたします。

★基本的にどのレシピも防腐剤や保存料を使用していませんので、冷暗所に保管して、化粧水で2週間くらい、ミツロウクリームで2~3ヶ月くらい、クレイパックはできるだけその日に使い切ってください。特に、水分の多いものは冷蔵庫での保管をおすすめいたします。
もし、使用途中でカビが発生したり、異臭がしたら、もったいなくても使用は中止して捨ててください。

ちなみに、日本工業規格(JIS K0050 化学分析方法通則)では、冷所は1℃~15℃と定めています。なお、冷暗所とは、室内で温度が低く一定に保たれ、直射日光が当たらない場所のことをいいます。

もっと使用期間を長くしたい場合には、天然防腐剤(GSE:グレープフルーツシードエクストラクト)やクエン酸銀、1.2-ヘキサンジオールなどを加えることをおすすめいたします。
ただし、キサンタンガムとGSEとは相性がよくないので、キサンタンガムを使用したときには、GSEを入れないほうがいいようです。
ジェルにクエン酸銀を入れると粘度が落ちて液状になりますが、品質には問題ありません。また、オイルを入れたものには、酸化防止剤としてビタミンEを数滴加えるのもいいかと思います。
ほかには、殺菌効果を期待して、ティートゥリーの精油を数滴加えるのもいいかと思います。この場合には、使用する精油の合計滴数にご注意ください。


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[使用する精油の濃度]

アロマテラピーで使用する精油の濃度は、基本的に1%以下にします。
この濃度以下でなら、お肌に安心して使用できます。
ただし、精油の種類によっても個人差がありますので、必ずパッチテストをしてから自己責任で使ってくださいね。
心配なときは、低濃度から試してみて、随時、濃度を上げていくことをおすすめします。


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[使用する精油の滴数の計算方法]

精油の滴数を計算するには、以下のような計算をします。
1滴が0.05mlのドロッパー付きの場合です。各メーカーによって若干の差があります。

◆できあがりの分量が10mlで、1%の濃度にしたい場合
10ml×0.01(1%)=0.1ml
精油ボトルを傾けた時に、ドロッパーから出てくる1滴の分量は、0.05ml/滴 ですので、
0.1ml÷0.05ml=2滴
ドロッパーがなく、付属のミニスポイトが付いている場合には、約0.025ml/滴 になります。
できあがり10mlに対して、1%の濃度のものを作る時に、必要な精油の滴数は2滴になります。
この計算は、どんなものを作る時にも使います。


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[精油について、特に守っていただきたい注意点]

精油は正しく使えば、よい影響と効果を与えてくれますが、使い方を間違えると、残念ながら害を及ぼすこともあります。
次の点は必ず守ってくださいね。

原液のまま、直接お肌につけたり、飲用しないでください

柑橘系の精油(ベルガモット、レモン、グレープフルーツ)を使った後、すぐに紫外線を浴びないでください。
光毒性といって、しみになることがあります。
   精油ベルガモットは、BGF(ベルガプテンフリー)または、FCF(フロクマリンフリー)を使用していただくと、光毒性の心配がなく安心して日中も使用できます。

精油には禁忌事項というものがあります。特に、妊娠中、高血圧やてんかん、喘息がある方には、使用しない方がよい精油もあります。
   通院中や妊娠中、体調に不安がある場合は、使用する前に必ず医師に相談をしてください。
   
3歳以下の乳幼児へは、使用しないでください。   


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[パッチテストのやり方]

植物油(ホホバオイル、スィートアーモンドオイルなど)小さじ1杯(5ml)に、精油を1滴垂らしてよく混ぜたものを、二の腕の内側に塗ります。ただし、精油を原液のまま、直接、お肌に塗布しないでください。
その上から、ガーゼやバンドエイドでカバーして、24~48時間ほどおいて様子を見ます。
何も起こらなければ、その精油はお肌に使用しても大丈夫です。

もし、発赤やかゆみなどの異常がでたら、速やかにたくさんの流水ですすいで、精油の成分を洗い流してください。
その場合には、その精油は、お肌への使用には向いていないので、香りを楽しんだり、お部屋に香らせるだけにしてくださいね。


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こちらが公式サイトです。→ 「(公社)日本アロマ環境協会」
コメント
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