個体値はポケモンごとに決まった値であり、HP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さに対してそれぞれ設定されていて、同じ種類のポケモンでも異なっています。言わばそのポケモンの才能・センスと考えると分かりやすいでしょう。
個体値は32進法(0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,A,B,C,D,…,S,T,U,Vのように10以降の数にはアルファベット一文字を当ててその数を表わす方法)によって表され、それぞれの能力につき0から31までの値を取り、この数値が高いほどステータスも高くなります。特に個体値31を「V」、個体値30を「U」などと省略して呼ぶことが多いです。
個体値は、レベルが低い内はステータスにあまり大きな差として現れませんが、レベル100だと個体値31と個体値0を比べるとステータス値としておよそ31の差が出てきます。よって、強いポケモンを作るためには、できるだけ高い個体値が選びたいところです。
個体値は野生で捕まえたポケモンでは基本的にランダムで、高個体値のポケモンが出るかは運次第です。捕まえたてのポケモンが、同じレベル・同じ性格でもステータスが違うのはこのためです。
出来るだけたくさん同じ種類のポケモンを捕まえて、同じレベルにして一番能力の高いポケモンを選ぶのがいいでしょう。
ただ、ポケモンにタマゴを産ませるとその産まれてきた子は両親の個体値を1~3個を遺伝するので、高個体値の親からさらに高個体値の子を狙っていくことができます。