著者:田坂広志
出版社:光文社
この本は、
未来の予見に関する
「5つの法則」が紹介されています。
私が一番印象に残ったのが、
第一の法則、
「世界は、あたかも、螺旋(らせん)階段を登るように、発展する」
(本文より)
「螺旋階段は上から見ていると、
同じ所をぐるぐる回っているように見えるが、
横から見ると、確かに上へ上へと登っている」
本書には具体的な例も挙げられていますが、
自分の身の回りを考えてみても、
螺旋階段を登るように発展しているものが、
多く挙げられます。
機能の本質は変わらず、でも発展していく・・・
人(人間)が必要とする本質は
いつの世の中も変わらないのでしょう。
また、人の成長も
「螺旋階段を登る」ように
成長するのではないでしょうか。
斜陽産業と言われている業界でも、
決して諦めることはありません。
必要な機能はなくならないのです。
上からは同じように見えていても、
横からみれば決して同じではない!
本書をぜひお薦めします。
鈴木清太
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