Plaza de Montes~報告書~

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2007年パリ旅行記:4日目(前編)

2010-09-02 08:47:36 | パリ旅行記

2007年4月2日:旅行4日目・前半

※初日はコチラ、2日目はコチラ、3日目はコチラ

この日は朝から晩まで一日がかりで、
世界遺産モンサンミッシェルを訪れる日帰りの
日本語ガイド付きバスツアー(155ユーロ、みゅう主催)に参加しました。
因みにパリからはバスで片道4時間。
かなりの強行日程での観光でした

 朝6:30にホテルを出て、地下鉄1号線で
パレ・ロワイヤル(Palais Royal)に出て徒歩でみゅうに向かいます。
こんなに朝早くに地下鉄に乗ったら危険ではないかと、
ガイドさんやらホテルの受付やらに聞いたところ、
朝早くは人がいないから平気といわれ、地下鉄で向かいました。
1号線で一本。聞いていたよりは
人(でも通勤客と観光客ばかり)が多かったですが、
危険な目には合いませんでした。
地上に出ると、外はまだ真っ暗。
地図を頼りにみゅうに着くと、まだ開店前で鍵が閉まっていました。
店員さんが慌てて開けてくれて中に入れました。
受付を済ませると、近くに7時開店のパン屋があるということで、
そこで朝食を調達することに。


煌々と明かりがともったパン屋さんに到着。


店内からガラスに反射して見える店の風景。
中央で白衣を着ているのがこの店のご主人。
中国系ですが片言の日本語はOKでした


焼きたてのパン(友人はクロワッサン、私はパン・ショコラ)
とカフェオレで朝食をいただきます。
外側はパリパリ、中はふんわりもちもちでとても美味でした


朝食を終えて、7:20頃みゅうに戻ります。
空がようやく明るくなってきました。
7:30に大型バスに乗り込んで一路モンサンミッシェルに向けて出発


シャンゼリゼ。
郊外からパリ市内に向かって通勤してくる人々
(左側、手前に向かってくる車線)の方が圧倒的に多く、
既に渋滞していました。


高速に乗ってノルマンディー地方を抜けて
ブルターニュのモンサンミッシェルを目指します。
写真はちょうど朝日が顔を出したところ


セーヌ川も、パリ市内で見る姿とはずいぶん印象が変わり、
川幅がかなり広くなっていましたが、流れは穏やかでとても美しかったです


ノルマンディー地方の田園風景。


ひたすらのどかな景色が続きます

途中のサービスエリアで1回トイレ休憩が入りました。
女性用のトイレが外まで行列が続くほどの混雑振りで、
日本人ガイドのノムラさんのアドバイスにより、
なんと生まれて初めて男性用トイレを利用することに
少々視線が気になりましたが、
追い出されることはありませんでした(苦笑)

20分ほどの休憩を挟み、再びモンサンミッシェルを目指して出発。

 因みに、フランスでは長距離バスは
必ず運転手を2人つけなければいけないことになっており、
今回も2人のドライバーさんが休憩を挟んで交互に運転していました。


料金所。ETCシステムはありません。


モンサンミッシェルまであと81km。


ようやく看板が登場。あともう少し!


町の奥に見えるのは・・・!


モンサンミッシェルです
地平線越しに浮かぶ姿は、まるで蜃気楼のように奇妙。


途中で羊が放牧されていました。
日によっては、この羊が道路を横断して車が立ち往生することもあるとか。


海に浮かぶ島、モンサンミッシェル。
今は観光用に道路が建設されて陸つなぎになっています。
この道路のせいで泥がたまり、満潮の時でも「島」にならなくなりました。
昔の姿を取り戻すために、現在この道路を壊して
新しく橋を架ける工事が行われているそうです。


12時にモンサンミッシェルに到着
麓の駐車場にバスを置いて、いざ島の中へ。
元々は岩山で、その頂上に聖ミカエル(=サン・ミッシェル)の
像を冠した修道院が建てられていました。


天辺の黄金像が聖ミカエル。


要塞だった頃の名残の大砲。


 麓に軒を連ねるお土産屋の前を通り過ぎて坂道を上り、まずは昼食会場へ。
場所は有名なラ・メール・プーラール。


2階(3階だったかも?)の団体客用ダイニング。


こちらが前菜=名物のオムレツ(4人前)。
生クリームを使って泡立てているのでとてもふわふわ。


ここでオムレツに関する豆知識をひとつ。
この町の宿屋の娘プーラールさんが、
モンサンミッシェルにやってくる巡礼者たちのために、
手軽にできる料理はないかと考え、思いついたのが、
町の特産品の卵を使って手早く作ることができるオムレツでした。
卵と生クリームを混ぜて泡立てて焼いたもの。
写真のように泡立てた卵があふれ出るほどでインパクトが強烈。
調味料を使っていないのでかなりの薄味ですが
(塩コショウかケチャップがあれば美味!)
このふわとろの食感が面白かったです。

 因みに、モンサンミッシェルへの日帰りツアーは
色んな旅行会社が出していますが、
昼食に名物のオムレツが付いてくるのはみゅうだけ(2007年当時)。
他のツアーでは、自由行動時に各自で食べてください、
とのことでしたが、こんな巨大なものをおやつに食べるのは至難の業なので、
みゅうのツアーを選んで正解でした


メインのポークソテー。グレイビーソースが美味
トマトも意外に美味しかったです。


特産品のりんごを使ったお酒のシードルと、


と、デザートのソルベ。因みに飲み物代はツアー料金とは別でした。

食後はいよいよモンサンミッシェルの観光を開始します

4日目(後編)に続く



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