友人カメラマンのブログに・・・

昨日、こんな書き込みがありました。（友人のブログヘGo）
身につまされます・・・

5月30日
自分自身がそういう年齢になったからなのだが、このところ、知人、友人が病気になった話、あるいは訃報に接することが多くなってきた。病気の話では４０歳、５０歳代のまだまだ若い人達に結構多いのが気になっている。勿論、知人、友人は圧倒的に映像関連の業界人が多いわけだから、不規則、不安定なストレスを抱えやすい特別な職種なのだろう、と思い知らされている。
一昨日、数年前に何度か仕事でご一緒した知人の訃報をお知らせいただいた。僕よりも若い人だ。青春時代をプロ歌手として過ごした後、映像関連の仕事に携わり、地方ロケにも何度か一緒に行っていたのだが、楽しかった記憶ばかりが蘇ってくる。
そこそこハードな地方での撮影を終えてスタッフ皆で入る温泉、食事時一杯やりながらのそれぞれの昔話、最近見た映画の話、どんなものが撮りたいかなどなのだが、当時は青春時代の歌手の話は聞けず、その後相当経った頃に知ったのだ。ある事情から彼の昔の音楽仲間が集まり、１０数年ぶりに新宿のライブハウスで演奏会が開かれることになったのだ。彼の優しさから計画された、ある特定の人だけに聞かせる為のライブであった。心にしみる素晴らしい演奏だった。小型デジタルビデオカメラでその模様を撮影したのだが、数年を経た今でも、その時心から感動したことをあざやかに思い出すことができる。
ご冥福をお祈りいたします。（友人のブログより）