久しぶりの2連休だ。土日は休みのはずなんだがなあ。ゴールデンウィークってなんだっけ・・・。
さて、マンションの騒音問題だ。
現在相当色んな音がしているのだが、その中の一つの正体が判明しました。
勿体つけるほどのものでもないのでさらっと言うと、コロのついた椅子の音でした。
そんなもんさっさと気づけって?
いやいや、なかなか気づかなかったのには壮大な理由があるのだよ。
というか、このマンションの騒音問題の根幹に関わる事実が判明したのだ。
これが判ったおかげで、まだ続いている騒音も少し軽減されてきたのだ。
自分のマンションは、当たり前だが鉄筋コンクリート造りのマンションである。おまけに最新の高気密高断熱住宅だ。そして天井は二重天井。
その上自分の部屋は1階である。共用廊下は防犯のためかなりしっかり周囲を柵で囲ってある。
・・・そう、音が室内で反響するのだ。そして、知らずに自分でさらに反響する環境を作っていたのだ。
ほぼほぼリビングで生活しているため使用していない部屋が1つあり、その部屋には大きなファミリークローゼットがある。部屋の一面が扉になっているのだが、ここの扉は常に開けっぱなしにしている。部屋の扉も当然開放状態。その上この部屋は基本的にカーテンを閉めない。掃除以外では出入りしない完全な空き室だ。
これがね、反響の最大の原因だったのだ。家具を殆ど置いていない上に音を遮蔽する扉を開けてあるものだから、この部屋で色んな音が増幅されていたのだ。
そしてコロつき椅子をゴロゴロさせている音は、この部屋の上階もしくは斜め上階から聞こえる、つまり一番音源の近くだった。
これに気付いたのは本当に偶然で、たまたま珍しくこの部屋に入った時に、ゴロゴロゴロゴロとすさまじい音が聞こえてきた。リビングでも聞いたことのないすごい音にびっくりして、外の給湯器が壊れているのかと思ったほどだ。
あまりにもすさまじかったので管理会社の担当さんに来てもらったところ、
「・・・すごい音ですね」
と言われたくらいにすごかった。(相変わらずの語彙力よ
幸いにもデベロッパーのアフターサービスの方から助言をいただき、現在はそれを実行しているため、少し音が軽減されている。
実行したのは以下の通り。
・夜はカーテンを閉める
・在宅時はクローゼットの扉と各部屋の扉を閉める
・扉を開け放ちたい時には、すべての窓を開け、音が通り抜けられるようにする
・各部屋についている吸気口は全て全開にする(これはやっとけ
これだけで結構違うのだ。マンションに住むようになってから部屋の反響は気になっていたが、ここまで強烈なものだとは気づかなかった。知らないって怖い。
その上で、管理会社から該当しそうな部屋にはそれとなく注意をしてくれることになった。
何度も言うが、うちのマンションの管理会社はSSR(スーパースペシャルレア)なのである。苦情処理にも細心の注意を払い、言った人言われた人双方が嫌な思いをしないよう工夫してくれる。マンション買って一番よかったのは管理会社で当たりを引いたことだと断言する。本当に本当に本当によかった。
というわけで、ちょっとはましになったかな、と思っていたところ、金曜の夜はいつもに増してズゴゴゴ、ゴンゴン、ザバザバ水音からのゴン! がすごかった。
ま、まあゴロゴロ音はなかったけどさ・・・。金曜は1週間で一番音が大きい気がする。
室内で音が反響して増幅される現象、これを「残響のテロル現象」と名付けよう。

※「斉木楠雄のΨ難」麻生周一