goo blog サービス終了のお知らせ 

ピュウ日記

ボンジョルノ!ふさふさデザイン

憧れの街:ユトレヒト

2006年04月27日 | デザイン
いつか旅してみたい場所の一つです。オランダの小都市ながら、私の興味を惹くものがいっぱいのこの街。まず、世界遺産の「シュレーダー邸」。設計者は、家具職人でもあったT.リートフェルトです。ここは世界遺産といっても築82年の小さな住宅で、現在の住宅にも見劣りしないモダン住宅。そしてこの春から、「ディック・ブルーナ・ハウス」も開館したので、こちらも是非行ってみたい。
ミッフィーの生みの親ブルーナ氏も、リートフェルトと同じく「デ・ステイル派」だったのですね。→
よく見ると彼の描く世界は、赤・青・黄といったモンドリアン調の原色が使われています。かわいいミッフィーの世界も、実は前衛的な思想をはらんでいると思うと少し見方が変わります。
今我が家では、義母がシールを集めてゲットしたフジパンのミッフィブランケットが大活躍中ですが、愛らしいキャラクター商品という面だけでないブルーナの世界をいつかこの目で確かめにユトレヒトへ!(・・・現時点では、妄想に近いのでした。)
追記:現在こども陶器博物館でミッフィー展開催中で、HPに割引券印刷ページがついてました。GWにお出かけの方はいかがでしょうか。

温故知新2

2006年04月26日 | デザイン
昨日ひさびさにkarakaran*さんへ行ってきました。しましまバック展が見たかったのもあったのですが、こぶりの観葉植物が欲しくて・・・。結局希望のサイズのウンベラータが売り切れていたので、予約をして帰ろうとしたところ、古い金物屋にあるようなアルミのちりとりを発見!室内用のほうきはあるのに、ずっと気に入ったちりとりが見つからず保留になっていたのですが、
→やっぱり昔から使われていたタイプのコレにしました。(学校の掃除時間とかで使いましたよね!?)
きっと田舎の金物屋さんでも探せば出てくるのでしょうが、なぜかあのお店に置いてあると欲しくなってしまうのが、karakaran*のスゴイところですね。
そしてその後、岐阜市役所へ。娘の誕生記念樹がもらえると聞いたことがあったので確認に行ったのですが、なんとこの制度廃止になったそう!すごくがっかりでした。行政の予算が厳しいのはわかるし、市民の税金を有効に使ってもらいたいとは思うのですが、こういうところから予算を削っていくという岐阜市の考え方は納得いかないです。子供が産まれ、木が増える・・・そんな街であるべきなのに残念でなりません。

私なりの流儀

2006年04月20日 | デザイン
けっこうNHK好きの私。「プロフェッショナル・仕事の流儀」という番組、最近のお気に入りです。4月13日には尊敬する建築家の一人、中村好文さんが取り上げられました。
まだまだピュウデザインは、はじまったばかり。いわゆる駆け出しの若輩者です。でも思うのです、長い年月その仕事に従事してるからプロフェッショナルと呼ばれる訳ではないと。
若手でもアマチュアでも素晴らしい仕事と唸らされることも多々あって、例えば普段は普通の主婦なんだけど、すごくお菓子づくりが上手だったり、手芸が得意だったり、素敵なイラストが描けたり・・・etc。
リリーフランキーさんも言ってました、「そういうスゲェと思える人におびえながら、生きることが幸せ」とも。要するにそんな垣根はたいして問題ではなく、絶対的に良いものは、肩書きなどを飛び越えるとも感じます。
ピュウデザインをはじめてみて、真に家づくりに必要なのは、ハード面の知識(構造や計算)以上に、クライアントが建てたい家の想像図を引き出し、探るコミュニケーション能力ではないかと・・・。
そして案外、そういう部分を見過ごして自分本位の設計者が多いということも。
中村 好文さんのクライアントとの打合せは、希望の間取りや部屋数などを聞かず雑談の中から、その家族にふさわしい住宅のイメージを作り出すようですが、気づけば私達も全く同じ方法です。
住宅設計は、住む人が希望する間取りどおりにだって作れますが、それは図面を作ってあげただけになります。本当にそこに住まう人に必要な家を見つけてあげることが、私達の役目であろうと。
また、もし仮にですけど、クライアントから「全て任せるから、とにかくカッコいい建物を作ってくれ」とだけ言われて、まったくクライアントの生活や人柄を垣間見ることができないとしたら、きっとその依頼を私はお断りすると思います。
だって「カッコいい」という価値基準は、人それぞれ違うものだから・・・。
家づくりに必要なエッセンス・文脈を読む力・感情を汲みとる力・・・そういった部分を大切にして、それぞれに素敵な建物を仕上げていきたいな。それが私なりの仕事の流儀です。

守り神ライオン

2006年04月08日 | デザイン
LISA LARSONの陶器のライオン。昨年、FAVORさんで購入しました。MONDOさんのカウンターにちょこんと置かれていたのを見て、どうしても我が家にも欲しくなってしまい妙な思い切りで一番サイズの大きいタイプを買ってしまった訳ですが、穏やかな微笑みとなんともいえない味のあるフォルムがお気に入りです。
このライオンが我が家に来て、もうすぐ1年。我が家の守り神になりつつあります。
ちなみにLISAの動物陶芸コレクションが、愛知県産業貿易館に展示されてるらしいですが、展示の方法は、まるで動物園みたいなノリらしく酷いみたいです・・・。

白山陶器M型

2006年02月09日 | デザイン
復刻で発売された白山陶器のM型シリーズが気になります。
ぽってりとした、やや鈍臭いフォルムが愛着を感じます。色も素敵だし、シュガーポットなどが上に乗せられて、ピラミッド状になるのも好きです。
我が家は、甘いコーヒー好きな旦那さんがおりまして(でも紅茶は、ストレートで飲む不思議さん)シュガーポットを毎日使います。コーヒー党の人って、ブラック派が多い気がするので、けっこう珍しいような・・・。
シュガーポットって、案外難しくって、なかなか見つからなかったものの一つ。
もし、他にもオススメあれば情報お待ちしております。

松下電工のシステムバスi-u

2006年01月27日 | デザイン
私たちが設計していて、これまではっきり言って使いたいと思うシステムバス(ユニットバス)がありませんでした。どこかテカテカしていたり、無駄な目地が多かったり、パネルや床に妙な石目模様が入っていたりしていることが多く、そうじゃないものになると突如すごく高価なシリーズになってしまうため、出来ることならシステムバスを使いたくないと思うことも多かったです。
そんな中で、やっと納得のいくシステムバスが松下電工から発売されます。
i-u」は、1坪タイプもので、通常のシステムバスより1~2割程度高いですが、これまでのシステムバスになかったすっきりデザイン。色のバリエーションなどは少ないけれど、無駄な目地を省き、掃除はしやすくなっているところが良いと思います。パネルや床のテカリも押さえられていて、現代的な住宅にもナチュラルな住宅にも適しやすくなっています。
で、このシステムバスのデザイナーも深沢直人(笑)。
別に彼のファンというわけではないのですが、商品化へいたる商品の中で、目に止まってくることが多いのは事実です。今イチバンの売れっ子は、次に何をデザインするんでしょうか・・・。
住宅建設の効率化・家事やライフスタイルの変化で、いまやお風呂場は「造るものから据え置くもの」へと変化しつつあります。
今後、魅力的なシステムバスがどんどん発売されることを期待します。
・・・でもタイル張りや板張りで造るお風呂もカビ対策さえすれば素敵ですよ☆


neon

2006年01月25日 | デザイン
何年も同じ携帯使ってる方ですが、久しぶりに欲しい新機種が発売されそうです。auを利用されてる方だと、もう知ってる人も多いかもしれませんが「neon」。またしても深沢直人デザインにて2月発売予定。今度のは、FMラジオの機能が聴けたり音楽が聴けたりするところが良いなぁっと。(i Pod とか持ってる人は要らないよね・・・。)
あ~何色にしようかな?

DYMO

2006年01月20日 | デザイン
DYMO(ダイモ)。テプラのような便利さはないけれど、タイプライターのようなアルファベットの字体・・・しかも数字の1と0はなく、IとOで代用させられるアバウトさ(笑)が好きです。
テープカットも調子が悪いと思った場所で切れないけれど、その鈍臭さが愛らしくも感じられたりします。
実は、このDYMOは義理の父が長年愛用していたものを借用してます。しばらく前に流行したからではなく、多分その前から使ってます。義理の父は、とにかく整理整頓好き。そして昔のものを手入れして何でも使い続けてます。義理の姉が高校時代に使っていたワープロや私たちがちょっと壊したデジカメや掃除機も自力で修理して、喜んで使い続けているんです!趣味は園芸(ガーデニングではないタイプ)で、何年もかけて洋蘭なども咲かせてしまうし、自作の防犯グッズ?とかも作成。モノが増えないので、押入れもすっきり。普通にエコな人です。

温故知新

2006年01月14日 | デザイン
最近、昔から使い続けれられている生活道具に興味が湧くことが多いです。たぶん築年数が20年を越えた我が家で、あまりにも研ぎ澄まされたデザインだと空間に馴染まないという事実もあるのですが、基本的に生活用品というのは、使い勝手や用途に応じた美しいカタチが備えられているのだと感じることが、年齢と共に強くなってきたのもあります。
そんな感じで、最近我が家に増えた掃除道具たちは、「ほうき」「木製のせんたく板」の2種類。一応建築関係なので、すこし講釈を説きますと・・・日本の住宅では、今でも掃き出し窓が多く採用されますよね。(床ギリギリまでの引き違いの大窓)掃除道具が掃除機に変わってからも、なぜか床面までの開口を好むのが日本の住宅。ちなみにヨーロッパで掃き出し窓があるのは、バルコニーや庭に面した部屋だけだったりするので、意味があるのかな?と考えると、その名の通り、ほうきを使って掃除していたときは、外へ塵や埃を掃き出すのに、こういう窓のほうが便利だったからに違いないのです。和室や縁側は、畳モードで掃除機をかけるより、ほうきで一気に掃き出してしまうほうが、なんとなく楽しい気分になりそうです。

鍋つかみ

2005年12月12日 | デザイン
昨日お邪魔したzunさんのお宅で、手作りの素敵な鍋つかみをいただきました。偶然にも前日のX'mas会で話題に上った品。その素朴で温かみのある形と色合い、わざと無作為にかけたミシンステッチなど、「なかなか真似できない一品」として盛り上がった翌日だったので、本当に感動。
最近、手作り小物が雑貨店ではよく出回っていますが、すごく毒づくと「これって販売しちゃっていいの?」と感じてしまう手作り作品もなきにしもあらず・・・。
(注*自分の能力のなさは、棚上げしてます。)
その反面、私のまわりには「絶対、世に出せば認めてもらえそう」とおもう素敵な作品を作る人も。どんな小さな作品にも作者の個性と想いが入るというのが、物作りですよね。だから、私も日々の仕事の中で、細かな創意工夫の気持ちは大事にしたいと思ってます。