俺もか?中高年破産 (旧タイトル:実況! 経営改革)

中小企業の取締役を解任されてから、はや2年が過ぎようとしています。
カネなし、職なし、病なし、さてどうする?

最近のこと

2014-02-07 10:21:39 | 組織論
わが社長が、肺がん治療中にも、毎日のように続々と問題が発生してしまう。

問題が発生すること自体は仕方ないと思うのだが、悲しいのは問題に対応出来る人間が、全くいない事だ。

普段、与えられなければ、仕事をしない生活習慣を持っているから、ひたすら誰かから指示されるのを待っている。そして、指示待ちが仕事だと思い込んでいる。

私は、常々「組織で仕事をしろ!」と言うが、それは、指示されたことだけが仕事だ、と言う意味とは違うのだ。
ホウ・レン・ソウをキチンと実行することが大切なのだ。
指示待ちする奴は大方、指揮命令系統の複線化が出来ていないのだ、と思う。
指示を受けるのは、直属上司からのみであり、指示を与えるのは直属の部下のみ、となる。
それでは、上司が不在の時に緊急事態が発生したらどうする?
誰かに相談することも出来ないで、全く対応しないのか、独断で不適切な対応をするのか、どちらかだろう?

組織のタテ糸とヨコ糸で考えて見ると、それぞれ1本の糸だけでは緊急時には対応出来ない。
直属上司が不在なら、更にその上司、1本目の糸が全く切れている時には、ヨコ糸を経由して、他部門の上司がいるだろう。
会社が組織だ、と言うのは、そんな意味もある。

縦横無尽に、といったことだろう。

但し、作法は守って行動することだ。