そう言えば今週からは、某個別指導塾の夏期講習の仕事があったのですが、当初はこれに応募していながら、先週の火曜日には辞退しています。
その理由は、『6月最終週以降、相場が暴れそうだから。』平日昼間はできるだけ相場を見たい、つまり、トレードチャンスが多くなるから逃したくない、と考えたからです。
最初のイベントだった、イギリス国民投票の開票結果とその影響は、先週末の金曜日に経験した通りの暴落でした。
私は、週明け月曜日からのリバウンドを期待して、金曜日の日中引け前から買い持ちとしましたが、期待したリバウンドは、僅かな範囲でしかありませんでしたね。
日付が変わる頃には、再び両建てに戻して週末を過ごすことになりました。
買い玉の建値は、1回目14920→2回目15060、売り玉の建値は15300となりました。
この日、欧州株式は、ドイツDAXもイギリスFT100も、どん底スタートとなったが、その後は終始リバウンド基調で終わりました。
続く米国市場も、安値スタートとなりましたが、スタート時の下落率は、日欧のそれと比較すれば、半分程度の軽微なもの。流石に米国市場は大人だなぁ、、などと感心していましたが、前半で小幅に上昇しただけで、その後はズルズル下値を切り下げる展開でしたね。
週末金曜日の下落率を比較してみると、日経平均がマイナス7.9%、DAXがマイナス6.8%、FT100がマイナス3.15%、NYダウがマイナス3.39%となっています。
日経平均は、今週リバウンドが期待されますが、ドル円のリバウンドが見られないと、頭を抑えられると予想します。
逆に、ネガティブニュースに反応して、ドル円が再び滑落することになれば、当然日経平均も暴落してしまうでしょうね。
為替と株が、ともに落ち着いて戻りを試すのであれば、日経平均の戻り上値は、日足マイナス1σの15700前後を想定します。
週末のショックで、バンドレンジが下に急拡大開始したところなので、あまりあてになる数字ではないと思いますが、何の目安もなしに相場に入っても作戦立案できませんので、取りあえずの想定とします。
復習のために、もう一度『正規分布率表』と現在値の偏差値を比較照合してみますと、先物6月24日日中取引の終値偏差値は、日足(20)ベースで27.5、つまりマイナス2.5σとなり、夜間終値が同じく30.9、マイナス2.1σです。
正規分布率は、片側2.5σで0.62%、片側2.1σでは1.79%です。
ショック安からの修復に動き始めていることに間違いないとは思いますが、今回のショックで狙い値(つまり中央値)を下方修正する動きも、当然あるでしょうから、そういったことを念頭に置いて作戦を立案することにします。
当座は、月曜日早朝からのドル円の動きに注目ですね。