忘れていた自然

朝起きて、ベランダからふと遠くの景色を見たら
大きな富士山があったの。
全体の半分位は見えていて、頭は真っ白。
雪が積もっていて寒いんだろうな…

毎日見えていたはずなのに、今まで見えなかった。
冬になって、空気が澄んできて
きれいに見える季節になったので、やっと気づいた感じ。
夏にぼんやりと見た記憶はあるけど、冬の富士山は違うの。
きれいさが格別…ちょっぴり贅沢な瞬間だったよ。

そして、夕方。
これまた偶然なんだけど、夕日が沈むところを見たの。
朱色に光ったまるいかたまりが、山にさしかかってゆっくりと沈んでいった。
その時間は長いようでいて、短くあっという間だったの。
山の陰に隠れて見えなくなった後も、明るい光を放って雲を照らしていた。
水色と朱色と灰色のコントラストがとてもきれい。
自然って何者よりも美しいよね。
今日の日の入りの時刻は16:28。
早くなったねぇ。
なんでこんなに景色や空を見つめたんだろう…

たまには遠くを見て、気持ちを休めよう。うん。