そして喪主になる④

2/8 は一日私は休ませてもらったが、やはり相手親族側からは、余りよろしく無かった様で…

9日には、時間を決めて、私が連絡した方々に来て頂いた。

その前に、棺の中に入れる物を…

アウトドアが大好きだったパパが愛用して着ていた服をかけてあげて。

コーヒーが大好きだったから、袋に入れたコーヒー豆を、後は、アウトドア雑誌。

パパの会社の制服を着たキティちゃんのぬいぐるみ🎀

後は、もう一度、パパにお化粧を…

私のファンデーションとリップを使って。

最後の死化粧。

なるべく綺麗なお顔で、私なりの愛情。

パパのキャンプ仲間の方は、家族で来て頂いた。

涙を流して下さり、ありがとうございました。

私は、一人、行政書士をしている友人が居るのだが、今後の事もある為、連絡。

パパの事は知らない彼女だけど。

私の手を握って、凄い冷たい！あんたが心配！

嬉しかった。

職場の方は、なるべく数名で、と言っていたのだけど、顔が見たいと、沢山の方が…

主人の人望が嬉しかった。

確かに、ちゃんと通夜をやればもっと多くの方々がお別れに来てくれたでしょう。

でも、やっぱり、一日中対応するのは難しい。

翌日は火葬場です。

パパが亡くなって、三週目の日曜日

慣れるのはまだまだ…

寂しい、パパと話したい、パパと一緒居たい

寂しさはまだまだ募るばかり。

「パパ！会いたいよ〜！」

そして喪主になる③

葬儀社の車が来たのが夜中3時。

私がパパが乗っている車に同乗し、父、娘。

義兄がそれぞれ葬儀社へ…

夜中から打ち合わせ。

翌日は友引で火葬場は休み。

火葬場の空き時間の関係で、火葬する日は10日に決まる。

8日、9日と葬儀社の遺体安置部屋にて、安置して頂く事に。

火葬の前にお別れの時間を設けてもらう事に。

(この時間を設けられたのは良かったと思う。)

その間、8.9日で親しい方にお別れをする時間を設けて頂いた。

ただ、8.9日両日私がずっと居なくてはいけないのはかなり厳しい

10日は火葬場なのだ。

私は、9日に時間を決めてパパの知り合いの方、職場の方、職場の方も人数は最低限で来て頂く様連絡をつけた。

(コロナ禍なので…。)

打ち合わせが終わった頃には、空が白みはじめていた。

8日は、申し訳ないが、一日休ませてもらった。

本当はダメなのかなぁ？

でも、私も余り寝て居ないし、身体も心も休めないと。

喪主は、心身ギリギリの状態なのに、それでも、喪主として振る舞わなければならない。

特に、こんな事になる事を想定して居ない若い未亡人などは、心身ギリギリの状態だと思う。

そんな時こそ、親族のサポートが必要だと思うのですが…。

そして、喪主になる②

一旦はシンプルな家族葬で主人を送る事が決まった葬儀の予定…

ところが、

その後、義兄が、

「ねぇ、これで良いの？」と…

「通夜も無く、お経もあげない。」

「皆さんに話して納得してもらいましたが…。」

「いや、あの人達は、普通にお坊さん来て、やると思ってるよ。」

「人もそんなに呼ばない何て…。」

深夜1時過ぎから、葬儀を巡ってバトル

「お兄さんだったら、どんな葬儀をしたいですか？」

「俺は、長男だからね。」

この時間かなりキツかった…

娘は家族面談室で寝ていた様だったが、家に返してあげれば良かった。

私が１２才の頃母を亡くし、通夜から葬儀まで心身共にとても大変だった旨も話した。

でも、平行線…

そもそも、お兄さん、家族葬なるものを知らなかった様で…

確かに、多くの人が来て偲んでもらう方が良いのは分かってる。

でも、通夜から葬儀まで、私の身体が持たない…

喪主として、それが当たり前の務めかなぁ〜？

私がワガママだから…

パパ！近くに居るなら助けて〜！！

何度も天を仰いだけど…

結局、義母も義兄の考えに賛成との事で…

そうこうしているうちに、お迎えの車が来ました。

そして喪主になる①

人が亡くなると、休む間もなく次は葬儀の話になる。

12歳の時、母を亡くした事がある経験から人が亡くなる。

そして、一番悲しいはずの一番近い親族が喪主となり、通夜から葬儀まで取り仕切らなければならない。

一番近い親族が亡くなった時の悲しみ、ショック

ただそこに居るだけでも辛いのに

なぜに、一番辛い親族が取り仕切らなければならないのか？

ずっと、私が考えていた事。

看病で疲れ、亡くなった事によるショック。

そんな時こそ、一番悲しく、傷付いた家族には、心身を休める時間が必要なのでは？

パパが亡くなって、葬儀の話しになった。

先ず、その場に居た、義父、義母、義姉に

「どの様な形の葬儀にしたいかありますか？」

特にないとの事なので…

「今、コロナもありますし、一番シンプルに家族葬という形でやらせて頂けたら。」

「家は無宗教ですし、お寺さんもお坊さんも無しで、ただ、みんなの気持ちで見送ってあげたら。」

この時は、皆納得してくれていた。

家族葬を行っている葬儀会社へ連絡

安置してくれる場所までのお迎えの車が三時間後との事…

皆には、帰宅してもらった。

続く…。

今の私

パパが亡くなって、2週間半が過ぎた。

とにかく今は、パパが残した、沢山の事務仕事に追われる日々…

私、書き物とか手続き、大嫌いなのに〜！！

朝起きて、

あ、パパ居ないんだ…

現実を思い知らされる。

パパがお休みの日に淹れてくれるコーヒーももう飲めないんだね。

パパ、今は余裕が無いけど、落ち着いたら、コーヒー供えるから、待っててね☕️

元々不眠症持ちの私、安定剤とアルコールで眠る日々💤

食欲だけはある！！

辛い分、美味しい物食べなきゃ

テレビも見るものは報道系…

そして、なぜか泣けない私…

「わぁ〜〜っ！」って、思い切り泣ければ少しは楽になりそうだけどな…。

あ、そうだ… 月の物がずっと来てない

まあ良いけど。

心が晴れやかになる日はまだまだ

今は、一日、一日、進むしかないね。